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仕事の休憩時間は何をしても良い時間なの?休憩時間に外出するのは全く問題ない?!

   

皆さんは、仕事中の休憩はどのように過ごしているのでしょうか?

労働者は、6時間を超え8時間以内の労働では45分の休憩が与えられ、8時間を超える労働では1時間の休憩が与えられます。

長時間の仕事をすると、疲れるので、リフレッシュするためには、休憩をとることは大切ですよね。

仕事中の休憩があるのは、疲労がたまりミスがおきたり、能率が下がってしまったりしないようにするためにあります。

そんな、労働者に与えられる休憩時間ですが、一体どこまで自由に行動して良い時間なのでしょうか?

 

〇休憩時間は仕事場から離れても問題ない!

仕事の休憩時間は、労働者が会社の指揮下から離れ、自由に行動することができる時間になります。

一応、仕事中だから職場から離れてはいけないと思っている人もいるかもしれませんが、休憩時間は会社に拘束されている時間ではありませんので、休憩中であれば会社の外に出ることは、法律上問題はありません。

逆に、休憩時間中にも関わらず、労働者が会社から外出することを禁止している方が問題となるのです。

 

ただし、仕事の中の休憩ですので労働者の所在を把握するために、外出の際には上司などに報告させるのも、問題とはならないでしょう。

また、社内に休憩室などが存在しており、労働者が十分に休息をとる事が出来る場所があれば、外出を許可制にしても問題ではありません。

しかし、許可制にしたとしても、申請されれば合理的な理由がなければ、外出を禁止することはできません。

 

仕事中の休憩時間は、会社の指揮下にはありませんので、基本的には自由に行動することができます。

ただ、仕事中の休憩ではありますので、飲酒をしてはいけない、社内で政治活動をしてはいけないなどの、一定のルールを設けることは可能です。

 

〇会社の施設を自由に使って良いわけではありません

休憩時間は労働者の自由時間であるため、会社の外に出たり、携帯を利用したりするのは、問題とはなりません。

しかし、会社のパソコンを自由に使用したり、会社の施設を自由に使ったりしても良いというわけではないのです。

休憩時間は基本的に自由に行動することは可能ですが、会社の備品などを利用する場合には、会社のルールを守らなければいけません。

また、自由時間といっても、他の社員が邪魔になるようことは行ってはいけません、他の従業員を邪魔しない程度に自由に過ごすようにしましょう。

 

〇電話番は労働時間に含まれる!?

休憩時間であっても、電話番の人は外出することができない、電話に出ないといけないという事もあると思います。

このように、電話番をしている時間は、仕事をしていなくても労働のために待機している手持時間となり、労働時間に含まれます。

そのため、電話番をさせられていた時間は休憩時間ではないため、賃金が発生しますし、電話番をする時間外の休憩時間を用意しないといけないのです。

休憩時間であるのにも関わらず、電話に出るために外出を禁止する、電話に出ることを強制されるのは、実は問題なのです。

 

暗黙の了解で休憩時間であっても、電話が鳴ったらとらないことになっている会社も多いのですが、本来であれば労働時間に含まれる時間となります。

休憩は一斉にとるのが原則となっていますが、理由があれば休憩時間をずらすことは認められており、休憩時間をずらし休憩していない人が、電話をとるようにするのが適切です。

休憩中の電話対応する必要性があり困っている人は、上司に相談して改善してもらったり、労基に相談してみましょう。

 

仕事中の休憩時間は、基本的に自由に行動することができます、あなたは、正しく休憩が取れているでしょうか?

 

 

 

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