社会貢献ができる治験!?楽に稼げるけど怖い噂もある治験とはどんな物なのか?!
2016/06/24
「楽に稼げる仕事ないかなぁ~」と思っていると、時々目に入ってくるのが治験です。
治験は、新薬や後発薬、医療器具、サプリメントなどを開発するために行われる臨床試験のことで、実際に人に試してみるテストのことです。
認可されていない薬を人体に投与する試験なので、一般的なイメージは悪く、危険な人体実験だと思われていることもあるようです。
人体実験で怖いというイメージがある治験とは、本当は一体どんな物なのでしょうか?
○簡単な治験の説明
治験は、人の薬を投与して行う臨床試験のことをいい、臨床試験をする前には、動物実験を行って、人間に投与しても危なくないかを確認してから行われています。
治験は、自由意志によって行われ、治験を強制されることはなく、前持って治験の説明を受けて、もし説明を聞いて嫌なら断ることもできます。
そして治験は、病院で行われるので、医師も看護師もおり、安全面については配慮されています。
治験は、有償ボランティアになるので、仕事でもバイトでもなく、もらえるお金は給料ではなく協力費になります。
治験といえば、入院するが一般的ですが、入院治験は1泊ごとに1万~2万円ほどもらうことができ長期間の入院になるほど、協力費が多くなります。
簡単に治験を語るとしたら、こんなもので、細かい部分は治験の内容に異なります。
あとは治験の噂について噂やイメージについて説明していきますね。
○治験は怖い人体実験ではありません!!
人体実験と聞くとベッドに拘束されて、手術や薬を投与するイメージがあるかもしれませんが、自由意志によって行われる物なので、ベッドに拘束する必要性はありません。
点滴や採血、薬の服用を除いて、ほぼ自由時間で、運動などは控えるようにいわれますが、ネットをしたり、漫画を読んだり、ゲームをしたりとインドア派の人であれば快適な生活を過ごすことができます。
アウトドア派の人にとっては、病院から出ることができないので、苦痛な空間となるかもしれませんが・・。
また、自由意志に基づく物なので、治験の途中でやめたくなった場合は、やめさせてくださいといえば、途中でも辞めることができます。
ただ、途中でやめると実験結果が少なくなるので、途中でやめたくなるほど怖いなら、受けない方が、試験をしている側は助かりますけど。
途中でやめても、被験者は一切不利になることはありませんが、協力費があまりもらえないかもしれません。
治験は、自由意志に基づいて行われ、途中で辞退することもでき、被験者に被害がないように、医師と看護師が管理するので、イメージとは違い安全で快適ともいえる物なのです。
イメージとの相違が発生するので、治験は人体実験と思わない方が良く、ただ病院で処方された薬を飲んでいるだけいう感じなのですね。
そして、なぜか、毎日のように血液検査を受けているという空間だと思いましょう。
○治験という物に流れる噂は本当なの?
治験の噂で最も有名なのが、「無理やり骨折させられる」というものがありますが、これは、誰かが流したデマだといえます。
私が、すべての治験を把握しているわけではありませんから、100%嘘と断言できませんが、過去にあったとしても現在はそんなことはありません。
また、本当に存在したとしても、自由意志に基づいて途中辞退ができ、前もって治験内容の説明を受けますので、骨折させられるような治験は断ればいいだけです。
骨折治験はないですが、怖い治験があれば、他にも多くの治験があるので、説明段階で断れば良いだけなのです。
ちなみ、坊主になれる健康的な男性を募集する治験なら、見たことがありますが、こちらも嫌なら、断ればいいだけですし、申し込みをしなければよいのです。
そのほかに、逃げだしたら、警備員に連れ戻されてベッドに拘束されるなどの噂もありますが、こちらは過去、治験というものが存在していない時代ならあったかもしれませんが、現在は行われていません。
何度もいいますが、治験は自由意志に基づいて行うもので、途中辞退も可能です。(できればやめてください)
○治験をする時に最も嫌なのは?!
治験の知識が無い人が最も怖がるのは、認可されていない薬を飲むことですが、治験を受ける場合に最も大変なのは、薬を投与されることではなく、採血と暇との戦いです。
薬は副作用がなければ(基本的に副作用はでない)、全く持って問題ないのですが、採血はそれなりに痛いです。
採血が一回ならいいですが、テストなので投薬された日には、何度も採血することになり、採血が嫌いな人は、日に何度も採血をすることになるので苦痛だとおもわれます。
採血が苦手ではない人にとって、それほど苦痛にならない時間で、これだけで1日1万円ももらえるの?といった感じです。
採血が苦手なら、治験は避けた方がいいですが、採血を気にしない人にとって、治験は辛いものではないではないでしょう。
治験で辛いといわれるのが、暇な時間であり、長時間病院にいないといけないので、暇すぎて辛いという現象が起きることがあるようです。
ゲームや漫画、インターネット環境があり、暇を軽減するようにはしていますが、辛い人には辛い空間です。
ただ、インドア派で土日はずっと家にいても気にしない人にとっては、全く問題ないかもしれません。
最も辛いのが採血と暇な時間ですから、この2つ耐えられる人であれば、治験を乗り切れることでしょう。
そのほか、他の被験者と合わない、病室が個室でない、など人によって不満に感じることもあるとおもいますので、神経質な人は避けた方が良いかもしれませんね。
治験のイメージが変わった人がいれば、治験に参加してみてはいかがでしょう。