山でニホンザルに出くわした時にはどうすれば良いの?猿は意外と危険な動物だった!?
ニホンザルは本州、四国、九州に生息しており、山登りをしたに出くわしたり、山から下りてきた猿に出くわしたりすることがあります。
私も山から降りてきたニホンザルを何度か、遠くから目撃してことがあります。
猿は意外と危険な動物であることが知られており、出くわすと噛み付けてきたり、引っ掻いてきたりと人を怪我させることがあります。
猿に出くわしてしまった時にはどのように対処するのが最も良い方法なのでしょうか?
〇猿に出くわした時の逃げ方!
猿を発見した時には、猿と目を合わせないことが重要になります、猿の世界では目を合わせるというのは威嚇を意味する行動です。
もし、猿を発見した時には、猿と目があってしまうと喧嘩をうれたと思って、猿が近づいて襲ってきてしまいます。
猿の行動を把握することも大切ではありますが、猿の顔の方は見ないように、足元を見ておくとおすすめします。
そして、猿を見つけたらびっくりするかもしれませんが、騒いで逃げないようにしましょう。
騒いで逃げてしまうと猿を刺激することになってしまい、余計に猿が近づいてしまう原因になってしまいます。
猿を発見してしまった場合には、慌てずに、ゆっくり歩いて安全な場所に移動するようにしましょう、
猿が遠くにいて、刺激をしなければ、猿の方がから近づいて襲ってくるという事はあまりません。
ただ、何度も人里に降りてきている猿なら、人がもっている袋においしい物が入っていると学習していることがあります。
カバンなどを持っていると襲ってくるとありますので、もし荷物をもっていて急に猿が近づいてくる場合には、その場に荷物を置いて立ち去るようにしましょう。
〇猿に出くわしても餌をあげてはいけません
動物が近くにいると餌をあげたくなってしまいますが、猿に餌をあげてはいけません。
猿には非常に賢い動物であるため、人が餌をあげてしまうと人はおいしい食べ物を持っていると覚えてしまいます。
結果的に、猿が山をおりることが多くなってしまい、人を襲ってしまうこともありますし、降りた猿が車にひかれて死亡する事もあります。
また、猿は攻撃的な性格なので、餌をあげてしまうと、もっと渡すように攻撃してくることがあります。
餌をあげると仲良くなれそうな気がしますが、仲良くなるどころか、人を襲って餌をとろうとする可能性が高いので、餌をあげるのは危険な行為となります。
野生の猿はペットではありませんので、扱いには十分に注意してください!
〇猿に噛まれたらどうすれば良いの?
猿に噛まれないように行動をしていても、猿によっては性格には違いがあり、動物などで予期せぬ行動をとって襲ってくることがあります。
もし、猿に出くわして噛まれたり、引っ掻かれたりした場合には、病院に受診するようにしましょう。
猿の口内には病原菌が住んでいることもあり、噛まれることで病気になってしまう可能性もあるため、小さな傷でも病院に受診することが大切です。
また、噛まれる場所がわるければ大量に出血してしまう可能性もありますので、外科を受診しましょう。
さらに、噛まれた部位が後になって腫れてしまうこともありますので、傷口が急に腫れたりした場合にも、病院に受診することが大切です。
動物にかまれた傷は、感染症にかからないように予防することが大切であり、場合によっては死ぬこともありますので、放置しないでください。