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揚げ物中に火災が起きることがある!だから油によって火災が起きた時の正しい対処方法を知っておこう!

      2016/11/14

油 火災

揚げ物っておいしいですよね、私は揚げ物が好きなので、よく揚げ物を食べています。

揚げ物が好きな人も多いと思いますが、ふと油から目を離している間に火災が起きてしまうこともありますので、揚げ物をする時には、油から目を離していけません。

また、油が発火してしまった場合も、正しく消火しないと、火を止めるどころから火傷をしてしまう可能性もあるのです。

 

〇油は360度で自然発火する!

揚げ物は一般的に、油を170度前後まで温めから使用されることが多いと思います。

火の強さによっても変わりますが、油の170度になるまでには、5分ほど時間がかかってしまいます。

揚げ物をするまでに、5分ほど時間がかかるので、空いた時間に他の作業をしようと目を離すことがあるかもしれませんが、非常に危険です。

油は360度以上になると、発火点に達してしまうので、油に火がついてしまいます。

 

コンロの火力や、油の種類によって違いはありますが、最短で10分で発汗点に達してしまい、火事が起きてしまうと言われています。

ちょっと、用事を思い出し、油から目を離ししまい、油に火をつけたのを忘れていると、すでに火事が起きた後だったということになりかねません。

油を使用している時には、絶対に油から目を離してはいけません、少し時間で発火点に対して火事が起きてしまいます。

 

また、揚げ物をした後の油は、衣などカスが油の中に残っているので、衣のカスが火元になって360度に達していなくても、火が付くことがあります。

油を熱している時は、火事の危険性がありますので、油から目を離なさないようにしてください。

油は発火点になる前に、異臭や白煙が発生しますので、近くにいればすぐに火事に気付くことができます。

 

家庭での火災で、油による火事は非常に多いので、油を使用するには、十分に注意してください!

 

〇火が出ても水を入れてはいけない!

火が発生してしまった時には、水をかけて火を止めることが多いのですが、油による火災の場合は、水を使用してはいけません。

熱した油に、水を入れると跳ねることがあるように、火が出ている油に水を加えると、油が飛び散ることになります。

油の発汗点の温度が360度ですので、飛び散った油は、200度から350度程と非常に高温であり、皮膚に付ければ火傷するのは確実です。

 

さらに、飛び跳ねた油に引火して家が燃えたり、水蒸気が発生して視界が悪くなったりするので、油に火がついている場合は、絶対に水で消火してはいけません。

油で火元が上がった場合には、タオルを濡らし、飛び散った油に触れないよう長い棒や、菜箸を使用して、タオルでフライパンを覆ってください、

一枚のタオルでフライパンを覆えないこともありますので、数枚でタオルを使用して、フライパンのフチから空気が入らないように、フライパンがすべて隠れるように覆いましょう。

 

タオルをかぶせることによって、火が止まったように見えますが、完全に消化できているとは限りませんので、数枚の濡らしたタオルでフライパンを覆うようにしてください。

一枚のタオルで覆うと、タオルに引火して、再び火災がおきることがあります!

その後、コンロの火を止めることになります、最初にコンロを止めに行くと、飛び散る油で火傷する可能性があります。

 

コンロの火を止めて、油の温度が下がるまでは、濡らしたタオルを取らないようにしてください。

また、安全のために、コンロを止めた後に濡らしたタオルを追加しておくことを、おすすめします!

火が広がりすぎて、火災を止められそうにない場合は、消防署にすぐさま連絡して、その場から逃げましょう。

 

火災を阻止することも大切ですが、火災よりも自分の命の方が大切なので、止めらない場合は、逃げてください。

 

〇簡易消火具を購入しておきましょう!

油火災では、水で消火することはできませんが、簡易消火具(水消火器はNG)で消火することができます。

使うことがない方が良いのですが、火事が起きた時のために、簡易消火具を購入しておくことをおすすめします。

油以外の火災が起きた際にも使用することができますので、一回に一つほどおいておくようにしましょう。

 

水では消化できない物には、油火災と電気火災があります、コンセントの漏電によって火事が起きた際にも、水で消火をしないでください。

電気火災に水をかけると感電する可能性がありますので、簡易消火器具を使用して、通電しないように、ブレーカーを落としてください。

 

油による火災は非常に多いので、火が出た時の対処法をしっかり覚えておきましょう。

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