鶏を飼育して新鮮な卵を採取すればお得?鶏を飼育することのメリット・デメリットを考えてみよう!
皆さんは卵を1日にどのぐらい食べているでしょうか、わざわざ、計算したことがないという人もいるでしょう。
ちなみに、日本人は1年間に約300個の卵を食べると言われており、毎日のように卵を食べている人も多いです。
そんな、卵を産んでくれているのが、鶏であり、鶏を飼育すれば、ほぼ毎日に新鮮な卵を採取することができます。
〇卵を採取するならメスを飼育しましょう。
卵を採取するために飼育しようと考える時、雄と雌の二匹を飼う必要性があると思うかもしれませんが、鶏は雌だけで卵を産みますので雄を飼育する必要性はありません。
雄をペットとして飼いたい人や、卵を孵したいと考えている場合には、雄の鶏が必要になります。
鶏を飼育する時には、性別を確認して購入してください、雄の鶏を購入しても卵を産んでくれません。
また、雄の鶏を飼育することで、余分な餌が必要になりますし、スペースもとるので鶏小屋を大きくする必要性がありますので、雄の飼育はおすすめしません。
さらに、困るのが雄の鶏の鳴き声で、早朝に大きな音で鳴くので、近所迷惑になますし、睡眠妨害にもなります。
雌の鶏は、鳴くことはありますが、近所迷惑にならない場合が多いです。
ペットショップやホームセンター、養鶏場などで購入することができますが、性別の確認は忘れないでください。
屋台なで行われる「ひよこ釣り」では多くの雄が使用されている場合が多く、育てても卵を産まないことがあるので注意してください。
また、鶏は飛ぶのがあまりうまくないそうですが、個体によっては塀を超えるくらいなら飛ぶことができるそうです。
〇一匹だけなら室内飼育することも可能?
鶏は外に鶏小屋を置いて飼育する人も多いですが、一羽しか飼育しないのであれば、室内でゲージに入れて飼育することができます。
室内飼育の方が、感染症になる心配も少なく、ヘビや野犬、野良猫、イタチなどの動物に襲われる心配がないので安心です。
ただし、鶏には臭いがありますので、芳香剤を置く場合や、換気をする必要性が出てくる場合もあります。
広い空間で飼育したい、複数の鶏を飼育したいと考えている場合には、野外で飼育するのが良いでしょう。
鶏は、ひよこから育てた場合には、150日ほどで卵を産むようになり、1年間で300個の卵を産むといわれています。
最初から、卵を産んでほしい場合は、育っているある程度、育っている鶏を購入すると良いとされます。
ちなみに、雑食性なので、捨てる野菜などを餌として与えることができ、生ごみの減少を役立つといわれています。
購入した餌をあたえつつ、のこった野菜のカスなどを与えると、ゴミを少なくので良いと思います。
〇卵は普通に買った方が安い
鶏を自宅に飼育すれば、新鮮な卵を毎日に採取することができますが、ひよこから育てた場合には卵を摂れるようになるまで150日もかかります。
そのため、150日間は、餌を与えるだけで、卵を採取することができない期間が続くことになります。
また、鶏が一生に産む卵の数は、300~400個であり、1年ほどで産卵数が減少して、卵を取れなくなります。
さらに、鶏は5年~6年ほど生きるといわれ、長生きすれば10年間生きることができると言われています。
卵を取ることができる期間よりも、飼育期間の方が長くなるので、鶏を飼育するよりも、卵を購入する方が安くなります。
卵を産まなくなったら処分したり、食べたりすれば、費用は掛からなくなりますが、飼っていた鶏を殺すのは嫌だという人も多いでしょう。
新鮮な卵を食べられ、ペットにもなるなどのメリットはありますが、費用は買った方が安くつくことを覚えておくと良いでしょう。
ペットを飼育したい、新鮮な卵を食べたいと考えている人は、鶏を飼育してみてはどうでしょうか?