レモンってそんなにビタミンCがそんなに多くない?酸っぱさとビタミンCは無関係だった!
レモンの酸っぱいですが、私はレモンの酸っぱさが好きなので、そのまま食べることもあります。
レモンといわれて連想する物は、「ビタミンC」や「酸っぱさ」だと思います。
また、レモンは酸っぱいからビタミンCが多いと思う人もいるようですが、ビタミンCとレモンの酸っぱさは関係ありません。
えっ、どういうことと思う人もいるでしょう、レモンとビタミンと酸っぱさについて知っておきましょう。
〇レモンのビタミンCってどのぐらい?
ビタミンCが多く含まれているイメージが強いレモンですが、100gあたり100mlのビタミンCが含まれています。
フルーツの中では多い方かもしれませんが、レモンは果肉を直接食べず、絞られて使用されることが多いので、摂取できる量は少なくなります。
レモン果汁100gあたりでは、50mlなので、そのまま果肉を食べるよりもビタミンCは半分になります。
また、レモンは大量に食べるものではなく、果汁を少し利用することが多いので、レモンからビタミンCを大量にとることは難しいです。
レモンから直接、ビタミンCを摂取するよりも野菜からビタミンCを摂った方が大量に摂取することができるとされています。
レモンの果汁を100g摂取よりも、ピーマンを100g摂取する方が、多くのビタミンCを摂取することができます。
また、焼き海苔や味つけ海苔も、非常にビタミンCが多いので、ビタミンCを摂取したい時はレモンよりも、海苔を食べることをおすすめします。
レモンは、ビタミンCがたっぷり含まれているイメージがありますが、レモンに含まれているビタミンCは、皆さんが想定している量よりも少ないと思います。
ビタミンCは、レモンから摂取するのではなく、野菜などからバランスよく摂取することをおすすめします。
〇ビタミンCは無味だった!
レモンが酸っぱいので、ビタミンCの味が酸っぱいと勘違いしている人がいますが、ビタミンCと酸っぱさは関係なく、ビタミンCに味がありません。
もし、ビタミンCが酸っぱいなら、焼き海苔はレモン果汁の4倍も酸っぱくなってしまう計算になります、酸っぱい焼きなりは、嫌ですよね。
レモンの酸っぱさは、ビタミンCではなく、クエン酸という物質によって酸っぱくなっているのです。
また、ビタミンCが多く含まれている飲み物や食品には、酸っぱい味の物が多いですが、わざわざ酸っぱくするために、クエン酸を加えていることも多いです。
そのため、クエン酸を抜いた飲み物を作れば、酸っぱくないビタミンCが多い飲み物を作ることも可能です。
しかし、レモンと酸っぱさとビタミンCを関連づけている人が多くおり、酸っぱくなくなると売れ行きが下がるので、クエン酸をわざわざ添加しているのです。
ちなみに、クエン酸は疲労回復に効果があると言われており、健康に良い成分なので、飲み物に入っていることは問題ありません。
逆に、私は酸っぱい物がすきなので、クエン酸が入っている飲み物を渡されると喜びます。
〇摂り過ぎたビタミンCは尿から排出される
ビタミンCは健康に良いので、ビタミンCがふくまれている物を日常的に摂取習慣がある人もいるでしょう。
しかし、ビタミンCは大量に体内に留めておくことができないので、一度の大量に摂取すればビタミンCは、尿に混ざられて体外に排出されることになります。
ビタミンCを健康のために、大量に摂取している人もいるかもしれませんが、わざわざ大量に摂取する必要性はそこまでないかもしれません。
それよりも、バランスの良い食事を心がけて、健康管理を行った方が良いかもしれません。
ビタミンCを適度に摂取して、健康を維持しましょう、私たちが思っているよりもレモンのビタミンCは少ないのです。