目薬は使えるきる前に捨てる物?!目薬を最後の一滴まで使おうとすると雑菌が増えて逆効果?!
「目がかゆいなー」そんな時には、目薬をさせばいいわけですが、一度開けた目薬はどのぐらい使っていいのか迷ったことはないでしょうか?
私が今日、冷蔵庫を開けたところ、なんと半年以上も使っていない目薬がでてきたので、ゴミ箱に捨てました。
目薬には使用期限があるので、使用期限いっぱい使っているという人もいると思います。
しかし、もしかしたら危険かもしれませんよ。
では、目薬を使っていい期間を説明しましょう!
○目薬の使用期限は未開封前の期限です!
目薬には使用期限があり、製造から3~4年ぐらいに設定されていることが多いです。
この期間は、未開封のもの使用期限であり、開封後は適用されませんが未開封であれば長期間保存できることがわかります。
目薬の一般的な保存場所は、涼しくて直射日光が当たらない場所であり、引き出しの中にしまっておいて大丈夫です。
しかし、一度開封してしまえば、目薬の使用期限は関係なくなるので、使用期限になっていなくても、数年たっている目薬を使用するべきではないのです。
一度開けた目薬の使用期限は3か月といわれており、適切に涼しい直射日光が当たらない場所に保存しておいても、開封した場合は、3か月しか使用してはいけないのです。
開封後3カ月を過ぎた、目薬はどんなに残っていても破棄するのが良いのですね。
○なぜ目薬は3カ月しか持たないの?
目薬を開封すると3カ月しかもたないのは、一度開封すると目薬の先端に雑菌が繁殖し始めるためで、3カ月を過ぎて使用すると、雑菌入りの目薬を点眼する(目薬をさす)ことになるのです。
目の健康のために点眼したのに、点眼したら目に雑菌が増えて、目が不健康になり余計に目が痒くなっては意味がありませんから、目薬は長期間使用しないことが大切なのです。
雑菌入りの目薬を点眼したら結膜炎になって、病院に行くことになる可能性もあります。
人間の目はとてもデリケートな物なので、細菌に弱くすぐに結膜炎になってしまいます。
結膜炎になって目をかくと、角膜を傷つけてしまいますし、目が腫れて視界が悪くなることもありますから、目薬を開封後3カ月はしっかり守ることをおすすめします。
もう少し持つかもしれませんが、目はデリケートなので、早めに捨てておいた方が安心でしょう。
○目薬は3カ月で使切れる量ではない?!
目薬はもったいないから最後まで使ってしまおうと考えている人もいるかもしれませんが、目薬に入っている量を最後まで使い切るのはとても難しいことです。
3カ月で使い切ろうと考えると、毎日のように数回点眼を打たないと、使いきることはできず、毎日使っても3カ月で使いきれないこともあります。
コンタクトレンズ用の目薬なら、使いきれるかもしれませんが、かゆみや疲れ目などの目薬は使いきれないと思った方が良いでしょう。
目薬を使いきらないのは、もったいないと思うかもしれませんが、1年前の目薬を使用して、結膜炎を発症し、眼科に受診する方が、もっともったいないです。
眼科の治療代としては、自己負担は3割でも、新しい目薬代より高くなりますし、7割は税金で無駄遣いとなってしまうので、目薬は開封後3カ月たったら捨てて新しい物を購入してください。
○目薬はなぜ使いきれる量で販売しないのか勝手に予想する!
目薬は、3カ月しかもたないなら、安全を考えて3カ月で使いきれる量を販売すればいいのにと思うかもしれませんが、目薬の量を半分したところでそこまで製造コストは、ほとんど変わらず、値段もほぼ変わらないでしょう。
目薬を使う量は人によって大きく変化しますから、たっぷり使う人が3カ月で使いきれる量が最適なのではないかと思われます。
目薬は一般的に使う人にとっては最適な量ではないですが、3カ月みっちり使う人には最適な量なのだという結論です。
どんなに使用するにしても、目薬は3カ月が捨て時となりますので捨てましょう。
目薬を使いきれないなら、家族で使いまわせばいいと思う人もいるかもしれませんが、使いまわすと、一人が結膜炎になると、家族全員で結膜炎になるので、使いまわしてはいけないとされています。
また、冷蔵庫に保存すると、稀に目薬に結晶ができることがありますが、結晶ができた目薬は目に害を及ぼす可能性があるので、3カ月たっていなくても捨て時になります。
冷蔵庫での保存には、賛否両論がありますので、冷蔵庫で保存する場合は結晶ができていないか確認して使用しましょう。
決して、冷蔵庫で保存してはいけないといっているわけではありません。私は冷蔵庫に入れてしまいます。
目のために、目薬は3カ月たったら、どんなに残っていても捨ててしまいましょう!