禁煙したらご飯をおいしく感じるようになるの?禁煙してご飯をおいしく食べましょう!
日本人の5人に1人がタバコを吸っているおり、特に男性がタバコを吸っていることが多いです。
タバコを止めると、ご飯がおいしくなって太ると言われることがありますが、本当にご飯はおいしくなるのでしょうか?
タバコを吸っている人は、タバコを止めておいしいご飯を食べましょう!
〇タバコの臭いが口に残ってしまう
タバコには強い匂いがありタバコを吸った後の口には、タバコの強い臭いが残ってしまいます。
人が感じる味には、匂いが非常に大切であり、鼻が詰まっている状態では味が良く分からなくなってしまうことがあります。
ご飯の味は、舌よりも匂いの方が重要であるといわれることもあります。
タバコを吸って口の中にタバコの臭いが残っていると、鼻にタバコの臭いが伝わるので、ご飯の匂いが打ち消されて、味が落ちると考えらます。
禁煙してタバコの臭いが消えれば、ご飯の匂いが鼻に伝わりやすくなるので、おいしいご飯が食べられるようになると考えらます。
タバコを吸っている人にとっては、タバコの臭いを不快に感じることはなく、気にしていないかもしれません。
しかし、タバコの臭いによって、味覚が落ちていると考えられるので、おいしいご飯を食べるために禁煙してみてはどうでしょうか。
〇タバコの刺激で味蕾が衰える
人は味を舌の味蕾(みらい)で感じとっており、加齢とともに老化して味の感覚が鈍くなるといわれています。
また、味蕾が衰えてしまうのは、加齢によるものだけでなくタバコの刺激によっても味蕾が衰えると考えられます。
喫煙者の味蕾は、タバコの刺激によって衰えてしまっているので、味を正確に判断するのが難しくなると考えます。
タバコを吸うことで、大きく味が変化することはないかもしれませんが、味は感じにくくなるでしょう。
タバコを吸い続けることで、味が感じにくくなっていますので、禁煙して味蕾の衰えを抑えましょう!
〇ニコチンは食欲を抑える
タバコは臭いや味蕾への刺激によって味の感覚が落ちるだけでなく、ニコチンには満腹中枢を刺激する作用があります。
タバコを吸うことで、満腹中枢が刺激されることで食欲が減少することになり、喫煙者は食欲が減少しているといわれています。
喫煙者は、タバコを吸うのが当たらい前になっているので、食欲が減少していることに気付いていないことが多いです。
喫煙者が禁煙すると、ニコチンによる満腹中枢の刺激が減少するので、喫煙中よりも食欲が増進することになります。
禁煙すると、ご飯がおいしくなって食べて過ぎてしまうと言われるのは、ニコチンが満腹中枢を刺激しなくなることも原因の一つです。
〇タバコを吸うのは健康に悪い!
タバコを吸うと食欲が減少して、ダイエットに効果があると言われることがあるため、食欲を抑えるためにタバコを吸ってしまう人がいます。
タバコを吸うことによって食欲は抑えられるかもしれませんが、食欲よりも他の影響が大きいと考えられるため、ダイエットのためにタバコを吸うことはお勧めできません。
呼吸器疾患やガンになる可能性もがありますので、タバコはできるだけやめるようにしましょう。
また、タバコはお金が非常にかかり、1日に1箱(400円)吸えば、1月に1万2千円もかかることになります。
タバコを吸っている人の中にも太っている人は多くおり、タバコを吸ったら痩せるというわけではありません。
ご飯をおいしく食べたいという人は、禁煙を始めましょう、喫煙はご飯がおいしく無くなるだけでなく、健康にも影響があります。