炭酸が歯を溶かすって本当?炭酸飲料が体に与える影響を知って生活を向上させよう!
日頃から健康のことが気になる私ですが、飲みすぎると健康に悪いそうなコーラが好きで昔から良く飲んでいます。
小学生の頃に500mlのコーラを一本飲みほして、2本目を飲もうとした時に祖母に炭酸を飲むと歯が溶けるからやめなさいと止められたのを今でも覚えています。
本当に炭酸が歯を溶かすの?!炭酸が歯を溶かすとはどういう原理なの?!と疑問に思いましたが、調べずに疑問のまま終わっていました。
そこで今頃になって気になり、調べて見る事に・・・・。
そして、ついでに炭酸飲料は体にどのような影響を与えるのかも気になり調査開始となりました。
○炭酸水には歯を溶かすほど能力はない?!
飲み物や食べ物が歯を溶かすためには、口内を酸性に保ち歯のカルシウムを溶かす必要性があります。
歯が溶けるほどの酸性は、ph5.5以下になりますが、phで表されてもわからない人が多いと思います。
私もph5.5がどの程からph5.5なのかわかりませんでしたが、人の口内には意外と簡単にph5.5を下回ります。
人間の口内は、中性であるph7前後に保たれていますが、食事によって酸性になるのです。
ちなみに、何も含まれない炭酸水は弱アルカリ性でph5.5まではいかないとされますので、炭酸水に歯を溶かす力はないといえますが、オレンジ風味・レモン風味、コーラなどのphは歯を溶かす範囲に入ります。
ただし、レモンやオレンジジュース系であれば炭酸水に関係なくph5.5以下なので、炭酸については関係ないと言えるようです。
また、炭酸飲料に関係なく、食事をすれば私たちの口内はph5.5を毎回下回るので、炭酸飲料に関係がないとも言われています。
もし歯が溶けても唾液が中性に戻し、溶けた歯を再石灰化するので炭酸飲料を飲んで歯が溶けることは、ほとんどありません。
そんなことより、お菓子やジュースを頻繁に飲んで、歯を再石灰化させる余裕を与えないことが歯を溶かす原因になることを覚えておきましょう。
○炭酸飲料が好きなら歯が溶ける可能性もある?
炭酸水を飲んでも、歯が溶ける危険性は少ないですが、炭酸飲料に含まれる成分によって口内は酸性になります。
炭酸飲料以外の酸性になる飲み物にもいえることですが、口内を酸性に保ち続けると歯は溶ける一方で再石灰化が起きないので、歯が溶けて修復しないこともあるのです。
だから、炭酸飲料を飲み続けると、歯が溶けるとはあながち間違いではないのかもしれません。
重要なのは、お菓子の時間などきちんとルールを決めて、炭酸飲料を飲むことで、日常的な水分の摂取は水かお茶の方が歯の健康を保つ上では良いでしょう。
だからコーラは飲料水ではなく嗜好飲料だと理解して適度に飲むことが歯を健康に保つためには大切だということです。
また、炭酸飲料に含まれる、糖分や食品添加物が体内に影響を与えて、体のカルシウムを排出して骨を脆くするともいわれ、骨を脆くすることから、歯が溶けると言われているのかもしれません。
甘い炭酸飲料は、飲みすぎないようする必要性があるということです!
そして、お菓子の食べ過ぎもいけませんよ!
「炭酸飲料で歯が溶ける」は、間食に対する戒めという感じですね。
○炭酸水ならダイエットに使える!
炭酸飲料の飲みすぎは、健康に良くないですが、炭酸水であれば砂糖が含まれておらず、ダイエット目的として使用することができます。
炭酸水には、お腹を膨らませる効果があり、500mlの炭酸水を一本飲むと、それなりにお腹が膨れます。
そのため、食事の前に炭酸水を飲んでおけば、お腹が膨れて食事の量を減らすことができるのです。
日常的に、ご飯を食べすぎてしまうと感じる人は、炭酸水を飲んで食事の量を抑えると良いでしょう。
注意点としては、中途半端に飲むと胃を刺激して、食事量を増やす可能性があること、食事の量が元から少ない場合は、栄養が不足する可能性があることです。
食事前に500mlのボトルを一本飲めば、かなりお腹が膨れて有効な手段となります。
すでに、ご飯の量が少ないけど、痩せたいという人は、炭酸水を飲むのではなく、運動をして筋肉力を増やし、健康的に痩せることを心がけてください。
炭酸飲料は、飲みすぎると、生活習慣病の原因や骨を溶かすことに繋がりますが、炭酸水はうまく使用することで、痩せることができるということですね。