日本の捕鯨が批判されるのは一体どうしてなの?クジラの捕鯨について考えてみましょう!
皆さんはクジラの肉を食べたことがあるでしょうか、私はクジラ肉を食べたことがあります。
日本では調査捕鯨が行われており、捕鯨されたクジラの肉が食べられています。
しかし、他の国からクジラを捕鯨して食べることを批判されることも多いです、一体なぜ捕鯨することを批判するのでしょうか?
〇クジラは絶命危機に瀕しているの?
クジラの捕獲が反対される理由の1つは、クジラが絶命の危機に瀕していることがあげられます。
クジラが絶命危機に瀕している理由の一つは、人がクジラを捕獲したためですが、これはクジラから採取することができる鯨油を得るためです。
鯨油は燃料、ろうそく、潤滑油、洗剤、マーガリンなどの多くの製品に利用することができるため、非常に重宝されていた資源です。
現在の日本で捕鯨といわれると、鯨油よりも食品として利用されるイメージが強いですが、過去のクジラが乱獲された時代は、鯨油が目的で捕獲されることが多かったようです。
また、クジラは絶命の危機に瀕しているといわれますが、クジラは80種類も存在しており、個体数はクジラの種類によって異なっています。
日本で捕獲されるクジラは、個体数が多く存在する種類のクジラであり、絶滅寸前のクジラを捕獲しているわけではありません。
しかし、日本が捕獲しているクジラの中に、個体するが減少している種類もいますので、捕鯨はやめた方が良いという一理あるかもしれません。
もちろん、捕鯨だけがクジラの個体数を減少させているわけではなく、環境の変化や、漁によってクジラの餌が減少しているのも理由の一つとなるでしょう。
〇クジラは知能が高いから食べてはいけない!?
クジラを捕獲してはいけないと言われる理由1つには、クジラの知能が高いことがあげられます。
知能が高いクジラは、人に近い感情があるので、捕獲するのは残酷であるという考え方がから、捕獲して殺してしまうのは良くないのでは言われているのです。
ちなみに、人間とクジラの脳みその大きさを比べた場合には、クジラの脳みその方が大きくなっています。
ただ、脳みそが大きいからと言って、人間よりも知能が高いというわけではなく、頭の良さは脳の形や構造によっても違いがあります。
もちろん、脳が大きいほど頭が良くなり易いので、クジラは頭が良い動物ではあります。
また、頭の良い動物としてよく知られている動物と言えば犬ですが、犬と同等の知能があるとして知られている動物には、豚がいます。
豚といえば畜産には欠かせない動物であり、人は豚を育てて屠殺して食べていますよね。
知能が高い動物は殺して食べてはいけないという考え方があるなら、豚も知能が高い動物なので、食べていけないと言えるかもしれません。
人も知能が高い動物なので、知能が高い動物を食べるのは残酷だと考えてしまうものですが、人が食べている豚も知能が高い動物です。
クジラの捕獲は批判している人も多いですが、クジラを捕獲して食べるのは良くないという問題は、非常に難しい問題なのです。
〇調査捕鯨は価値が少ない!?
クジラを捕獲してはいけないと理由としては、絶滅の危機に瀕していることや、クジラに高い知能がある事が主張されています。
そのため、日本では鯨油や食料品としての目的ではなく、クジラを調べるための調査捕鯨を行っているとことになっています。
そして、調査捕鯨によって捕獲されたクジラを解体して、食品に利用されているのです。
ただし、海外からは調査捕鯨は名目であり、クジラは食品として捕獲されていると主張されています。
日本の調査捕鯨の情報や価値があまり高くないと言われることもあります。
このように、いろいろな問題があるために、日本の調査捕鯨が批判されているのです、あんたは捕鯨についてどう思いますか?