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治験は慣れない環境でストレスを感じやすい?!入所する前に知っておきたい治験の環境

   

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人のためにもなって、お金をもらえる治験を受けてみようと考えている人もいるかと思うのですが、治験に参加する前に入所中の環境について知っておきましょう。

あなたが思っているよりも、治験は慣れない環境で大きなストレスがかかるかもしれませんよ。

私が入所してわかった治験の環境を、参考にして治験の参加を考えてみてはどうだろうか?

○治験は大部屋で受けることになる

病院に入院するなら、個室と大部屋を選ぶことができますが、治験では個室と大部屋を選ぶことはできず、大部屋で他の被験者と一緒に入所することになります。

治験では、採血や血圧、心電図を何度も測るので、看護師が個室を行ったり来たりするのは大変ですし、すべて個室だと施設が大きくなって管理も大変になります。

また、大部屋にすることで、間食や喫煙などの不正行為を行いにくくする効果があります。

 

さらに、治験は通常の入院とは違い、ベッドの間隔が非常に小さくなっている場合も多く、ベッドの隣に収納スペースがありません。

同じ治験を受ける被験者を一部屋に入れるために、ロッカーは別のところに用意されていることが多いです。

逆に、人数が少ない治験では、8人部屋で2人しかいないこともあり、ベッドの間隔が非常に広くなることもあります。

 

大部屋でも我慢することができるという人が、治験を受けることをおすすめします。

○カーテンを閉めることは基本的にない

病院で大部屋に入院する際には、ベッドをカーテンで仕切るのですが、治験の場合はカーテンを閉めたりしません。

カーテンで仕切らないことで、検査をしやすくして、不正行為を防止する効果があります。

そのため、隣の人が常に見える状態であり、被験者が多いと隣のベッドの間隔が小さくなります。

治験の種類によっては、カーテンを閉めることができる場合もありますが、基本的に仕切ることはありません。

 

睡眠中に隣人の顔が見えて気になる場合は、軽くカーテンを閉めてくれることはありますが、完全に閉めきることはないでしょう。

施設によっては、元からカーテンが取り外されていることもあるので、睡眠中に隣の人が見えるのが嫌だという人は、アイマスクを持参することをおすすめします。

病院の大部屋入院だと思って受けたら、ビックリすることになるかもしれません。

一人になれる空間が全く無いことを理解して入所することが大切になるでしょう。

○治験中は外に出ることはできない

治験中は外出することはできず、入所期間はずっと病院内で過ごすことになります。

漫画やゲーム、DVDなどが置いてあり、インターネットを使用することはできますが、病院の施設内で過ごさないといけないので、室内にずっといるのが苦手な人にとっては、大きなストレスとなるはずです。

長期の治験の場合は、一時的に外にでることがあるようですが、施設によって異なるので絶対ではありません。

 

また、治験は面会も予約してから行う場合が多く、時間も1時間以内と決められていたりするので、自由に面会できない場合が多いです。

短期の入所だったら、面会できない場合もありますので、最初から面会できない物と思って入所すると良いでしょう。

 

外に出らないのが辛いと考える人は、長期の治験は難しいので、短期の治験を受けることをおすすめします。

外に出ないことに慣れている人にとっては、全く問題ないかもしれません。

○周りの音を我慢しよう

治験でストレスとなりやすいのが周りの音で、大部屋で生活しているため、周りの音が常に聞こえることになります。

周りの音が気になりやすくイライラする人には、治験はあまり向いていません。

音楽などは、周りの迷惑にならないようにイヤホンをするのですが、物が落ちる音や、歩く音などが、常に聞こえてきます。

治験中は必ず聞こえる音なので、耳栓をするか、我慢するしかありません。

 

特に問題となるのが、イビキで周りの人の睡眠を妨害してしまい、被験者の大半が睡眠不足になることが稀にあります。

そういった場合は、イビキをかく被験者に睡眠中のみ他の部屋に移ってもらうのが一般的になりますが、施設によって対応が異なり、部屋が確保できずにそのままとなることもあります。

 

イビキをかいている人がいて眠れない場合は、我慢するのではなく、看護師に相談する方が良いでしょう。

睡眠不足は、心電図に出てしまうことになりますので、イビキで睡眠不足になっている場合は、イビキで寝られないことを、看護師に伝えることが大切になってきます。

他にも何か、問題が発生してしまった時は素直に看護師に伝えることをおすすめします。

 

治験は人によっては、大きなストレスとなってしまう物なので、耐えられる自信がある人が受けるましょうね。

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