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あの嫌なハエはどこから湧いてくるの?!家の中でハエが発生しないようにする方法?!

   

ハエ
どこからともなく現われてゴミなどにたかってくる昆虫であるハエは、日本では3000種が生息しているといわれており、ゴミや糞などの腐敗したものにたかるために汚いという印象があります。

実際、イエバエがO-157保菌していた事例もあるため、本当にあまりキレイといえる昆虫ではなく、衛生害虫として知られています。

 

○なぜハエは汚いの?

昆虫の餌といえば、他の昆虫や草、樹液、蜜などが多く、そんなに汚いものを食べていません。

しかし、ハエの一部の種類は、動物の排泄物や動物の死骸に群がって、タンパク質を補給することが知られており、不衛生な物から栄養素を取ろうとするからハエは汚いのです。

さらに、果実や野菜などが発酵したものを好む種もおり、発酵して腐りかけの物を食べるのでこちらも汚い食べ物になります。

 

これらの、汚いものを食べるハエの体には、サルモネラ菌、ポリオウイルス、赤痢菌などの人間に害のあるウイルスや細菌がついている可能性が非常に高いのです。

特に人間の住むところに発生するイエバエ、クロバエ、ニクバエなどが衛生的に良くない生物であるといわれて嫌われています。

そんなハエたちは一体どこから発生してきているのでしょうか?

 

○ハエはどこからやってきているのか?

人間が良く見かけるハエは、家の近くや家の中で発生するといわれ、ゴミや下水などに卵を産み落として、ハエが発生するといわれています。

これはハエの幼虫の餌が豊富にあるためであり、家の中でハエを発生させると何度もハエが発生してしまう可能性が高くなります。

だから、ハエを発生させないためには、ハエを侵入させない!ハエの卵を室内で孵化させないことが大切になります。

 

ハエの外からの侵入経路は、排水溝か扉を開けた時に侵入してきたと考えるのが一般的です。

特に怖いのが排水溝から侵入してきたハエで、扉をきちんと閉めて虫を侵入させないようにしていても侵入してくることになります。

排水溝からの侵入を防ぐためには、排水溝周りをキレイにして、排水溝を閉じられる時は閉じておきましょう。

 

排水溝がハエの発生源の場合は、どうしてもハエが除去できませんので、上がって侵入してこないように注意しましょう。

市販の排水溝をキレイにする薬を使って排水溝をキレイな状態に保つことも重要になります。

 

○ハエの成長速度と繁殖力

民家で良く見かけるハエといえば、イエバエと呼ばれる種類のハエになりますが、1回の産卵で50~150個の卵を産むといわれています。

そして、生まれてきた幼虫は、1か月で成虫へと成長して再び産卵することになります。

ハエをきちんと退治しないと数か月後には、家に大量のハエの集団が形成されることになります。

 

どこからともなくハエが侵入してきて、卵を産んでいくのは仕方がないですが、その卵を家で浮かさせていけません。

一度、羽化させてしまえば、毎月のようにハエが誕生するようになる可能性があります。

 

だからハエを羽化させないようにするために必要なことを学びましょう。

○2週に1度はハエがいそうなところを掃除しよう!

ハエが産み落とされて、誕生するまでには1か月かかりますが、1か月に1度の掃除ではタイミングがずれればハエが誕生してしまいます。

ハエを誕生させないためには、2週間に1度はハエが誕生しそうなところの掃除が必要になります。

 

ハエが発生しそうな場所としては、ゴミ、風呂場、キッチンの三つで、後は汚い所にも発生する可能性があります。

ゴミ箱の場合は、ゴミを捨てればいいのですが、卵をゴミ箱の横の汚い所に産む可能性ありますので、掃除はゴミ箱の周りも行いましょう。

ゴミをきちんと捨てて、ゴミ箱をキレイに保つことによって、臭いをたどって飛んでくるハエの到来予防もできます。

 

また、トイレとお風呂場もハエが発生しやすいといわれており、壁や床に卵を産む可能性がありますので、2週間に一度はお風呂やトイレの周りをキレイにしておきましょう。

ハエは、腐敗臭をたどってきますので、家をキレイにしておくと腐敗臭が無くなりハエは侵入しなくなります。

 

さらに、自分ではキレイにしているつもりなのに、ハエが多く発生する場合は、家ではなく近場でハエが発生している可能性がありますので、家の周辺にハエが好みそうな場所が無いかを確認しておきましょう。

ハエの発生源をしれば、侵入経路をたつことや根本から撲滅することも可能になります。

室内に不審なところがなければ、室外にハエを探しに行くのも手です。

健康的な生活をするためにも、あの嫌なハエを発生させないようにしましょうね。

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