加湿器を使用することで喉を潤すことができるけど、加湿器の掃除を怠ると病気になる可能性を上げる？！
空気が乾燥すると喉がイガイガして、喉風邪を引くので加湿器を使って生活をしているという人も多いのではないでしょうか？
寝室で加湿器を使うと、朝起きた時に喉の痛みを感じなくて楽なのですが、加湿器は細菌の温床になりやすいので、場合よってカビや細菌が繁殖して喉が痛くなることもあります。
喉のために加湿して喉が痛くなっては意味がありませんので、加湿器をきちんと使って生活を向上させましょう。
○加湿器を使用することで得られる効果
空気中には、ウイルスや細菌、カビなどが大量に含まれていますが、私たちは免疫機能があるので、簡単には病気になりません。
免疫機能の一つに喉の繊毛があり、ウイルスや細菌の侵入を防いでくれているのですが、繊毛は乾燥すると機能が弱くなります。
だから加湿器を起動させ、喉が乾燥しにくい状態にすることで、ウイルスに強い状態を保つことができます。
さらに、肌も乾燥に弱いので、加湿器を使用していると肌あれを起こしにくいとされています。
意外と知られていませんが、加湿器をつけている家庭では静電気が起きにくいといわれます。
このように、加湿器を使用することには、大きなメリットがあるわけです。
○加湿器は水分を使用するのでカビや細菌が発生しやすい？！
カビや細菌は乾燥したところよりも、湿度の高いところを好みますが、加湿器は湿度を上げるための機械なので、どうしてもカビや細菌が発生しやすいとされています。
細菌が発生したまま使用し続けると、せっかく感染症を防ぐために加湿器を使用していたのに、感染症を誘発させるという本末転倒なことになります。
また、肺の中にカビが入れば肺炎となって、入院することもありますので、加湿器の使い方には十分に注意しないといけないのです。
加湿器を使用することも多いけど、面倒なので掃除はしないという人は、今すぐ掃除することをおすすめします。
掃除をしていない加湿器は、細菌をばらまきながら稼働している恐ろしい装置になることもあります。
加湿器にはカビや細菌が発生しやすいことを知っておきましょう。
○加湿器の種類によって掃除を行う頻度が違う！
加湿器は、大きく分けて、4つ種類が存在しスチーム式、気化式、ハイブリット式、超音波式になります。
スチーム式は温めて湯気を出すことによって加湿するもので、気化式は水を気化させて乾燥を防ぐもので、そのスチームと気化式の中間がハイブリット式になります。
超音波式は、水に超音波を与えて加湿するタイプの加湿器になります。
最も掃除を怠っても問題ないのが、スチーム式の加湿器で、加熱されて殺菌された空気がでるので、細菌がばらまく可能性が少なくなります。
そんなスチーム式の加湿器でも2ヶ月に一度程度は、掃除したほうが良いとされ、スチーム式でも放置しすぎてはいけません。
気化型、ハイブリット型は1ヶ月ごとに掃除をすればいいので、例えば毎月一日に掃除をするなどの習慣をつければよいでしょう。
最も、細菌をばらまく可能性が高いのは、超音波式の加湿器で、使用して1週間で掃除しないと細菌をばらまきます。
掃除は当たり前ですが、水を入れ替えるだけでなく、拭いてキレイにすることも大切です。
あたなの家に、洗っていない加湿器はありませんか？
健康のことを考えると今すぐ洗ったほうが良いでしょう。
○掃除が苦手な人は加湿器じゃなくてマスクはいかが？！
呼吸は天然の加湿器なので、マスクをして口の周りだけ加湿されるようにすれば、喉を乾燥から守り、感染症の予防になります。
さらに、マスクでしっかり乾燥を防げていたら、わざわざ加湿器を買う必要性はありません。
掃除が苦手な人は、加湿器ではなくマスクを使用してみてはいかがでしょう。