悪質な偽サイトにご用心!偽サイトに騙されるとパスワードやアカウントが乗っ取られる可能性がある!?
インターネットが普及して大変便利になりましたが、インターネットには、悪質なサイトも多く存在しています。
一見すると、まともなサイトに見えたとしても、ウイルスが仕込まれることや、データが抜き取られることもあります。
そんな中で注意してほしいのが、有名なサイトに似せて作られている偽サイトになります。
皆さんも気を付けないと悪質な偽サイトによってパスワードを騙し取られることになるかもしれませんよ。
○偽サイトはURL以外で見分けをつけるのは難しい
偽サイトは、元のサイトをわからないように再現しているので、見た目で見分けをつけるのは難しいと考えていいでしょう。
私は、偽サイトのスクリーンショットを見たことがありますが、全く見た目は同じにしているので、見た目だけで気づくのはほぼ不可能だと思います。
ただし、本物と外見が同じであってもURLは本物とは違います。
URLとは、「http://www……」と続く、サイトの住所であり、URLは一つ一つ違う物なので、サイトが違えば同じURLではありません。
そのため、本物と偽物とでは、サイトの見た目が同じでもURLを見ればわかるのですね。
しかし、URLを見ても一見ばれないように、似たようなURLを利用していることが多いので、元のURLをある程度、覚えておかないと騙される可能性があります。
URLでわかりやすいと言われているのが、パスワードを入力際で、「https://www」のように通常のURLに「s」入り、横に南京錠のマークがついているのが一般的です。
もし、パスワードの際も「http://www」で何も変化が無いのは、偽サイトの可能性が高くなります。
サイトに入るだけでは気づかないことも多いですから、パスワードを入力する際には、URLに「s」がついているか確認しましょう。
○どうして偽物のサイトに入ってしまうのか?
悪質な偽サイトに入ってしまう原因としては、偽サイトのURLが掲載されたメールが送られる場合がほとんどですが、検索エンジンでも表示されることもあるようです。
お得情報が乗せられたメールが送られてくると、URLをクリックしたくなりますが、そのURLが本物であるとは限りません。
また、検索エンジンの場合は、公式のトップページを検索した場合には、偽サイトが出る危険性はほとんどありませんが、例えば「子ども 玩具 通販」など組み合わせて検索することで、偽サイトが表示されることもあります。
場合によって、偽サイトのURLをクリックしてしまうこともあるのです。
メールで送られてくるものは、偽サイトの場合もありますので、十分に注意して、違和感を覚えた場合はURLをクリックしないでください。
できれば、ブックマークなどをしておいて、安心できる方法でサイトに行くことをお勧めします。
偽サイトは巧妙な手口で、あなたのパスワードを狙っているのです。
○パスワードが分かれば悪用される!
皆さんは、すべてのサイトで違うパスワードを使用しているでしょうか?
多くの人は、1~3個のパスワードを使いまわしていることが多いと思います。
偽のサイトでパスワードとメールアドレルスを入力すると、その瞬間から、複数のサイトで悪用される可能性がでるのです。
そのため、間違えて偽サイトに入ってしまったでは済まされない時代なのです。
すべてのサイトのパスワードが違えば、アクセスできませんが、多くの人は、パスワードを統一して利用しているので、大変なことになる場合があるのです。
偽サイトに入る可能性があることも考えて、すべてのサイトのパスワードを変更しておくと良いですが、それができない人は、偽サイトにパスワードを入力しないことが大切になってきます。
そのために、不審なURLを押さない、パスワードを入力する際にURLを確認することが大切になってきます。
さらに、ウイルス対策ソフトを入れておくことで、偽のサイトに入ってしまうことを防ぐことができる場合もあります。
ただし、サイトにウイルス自体が無いと防げない場合もあり、完璧ではありませんので、自分でサイトのおかしな点に気づくことが大切になってくるでしょう。
ネットには、悪質な偽サイトがあることを理解して、偽サイトに入らないように注意しましょうね。