命を奪うこともあるアルコールハラスメント!お酒の勧め方やお酒の飲み方を考えてみませんか?
お酒を飲んで楽しいという人も多くいると思いますが、お酒を飲むのが辛いという人もいるのですよ。
お酒を飲んだり勧めたりして、他人に迷惑をかけている人はいないでしょうか?
お酒が関係する嫌がらせをアルコールハラスメントいい、お酒の強要により死者も出ているので問題となっています。
お酒を強要することで、人の命が亡くなることもありますので、アルコールハラスメントをしている人は今すぐにやめましょう!
お酒を飲んでいる時には、すべてが許されるわけではありませんよ。
○アルコールの強要は死を招く危険性もある!
飲み会の場では、お酒を飲むのが当たり前と思っている人もいるかもしれませんが、お酒を飲める人と飲めない人がいるので、知らないで勧めるのは仕方ないですが、断れているのにお酒を無理矢理に勧めていけません。
お酒を無理に勧めるのは、お酒を強要していることになり、アルコールハラスメントの一種になります。
アルコールは肝臓の負担にもなりますし、飲むことによって、がんになりやすいともいわれています。
アルコールは飲んで強くなると言われることもありますが、全く飲めない人はいつまでも飲めませんし、強くなっているのではなく、耐性ができているだけであり、強くなっているわけではないのです。
最悪の場合、急性アルコール中毒や、嘔吐による窒息などを起こすので、犯罪者になりたくない人は、アルコールの強要をやめましょう。
また、強要して飲ませた時点で、犯罪になる場合もあり、死なない程度なら問題ないというわけではありません。
お酒の強要は場合によって、強要罪が成立し、酔い潰したり、二日酔いにさせたりすると傷害罪に該当します。
犯罪者にならないためにも、強要していた人は今すぐにやめましょう。
○場の空気を壊しているのは「飲めない人」ではなく、「強要する人」
社会人にアンケートを取ると、お酒が飲めないことを理解し、お酒が飲めなくても良いと思っている人は、9割にのぼるとされています。
つまり、飲めないなら飲まなくても良いと思っている人が、圧倒的に多数であるという事実があるのです。
「飲めない人」は、場の空気を壊す、一杯ぐらい飲めと思っている人は1割以下であり、強要する人は、その場の総意のように言ってくるが、ただ勘違いしているだけなのです。
場の空気を壊しているのは、飲めない人ではなく飲まそうとして、悪い雰囲気を作ってしまった強要している人になります。
お酒を強要している人は、自分だけの意見になっていることに気づくことが大切ですよ。
○お酒を飲んでの迷惑行為もアルコールハラスメントの一種
アルコールハラスメントといわれたら、お酒の強要のイメージがある人も多いですが、強要だけでなく、お酒に酔って周りの人に迷惑をかけるのもアルコールハラスメントの一種です。
酔った勢いで、周りの人を叱ったり、介抱しようした人を殴ったりした経験はないでしょうか?
お酒を飲んでいて、無礼講だと思っていても、何でも許されるというわけではありません。
殴ってけがをさせれば傷害になりますし、楽しい飲み会ではなくなるので、迷惑行為を行いなわない程度にお酒を飲むようにしましょう。
お酒は、ほろ酔いが最も楽しいといわれており、酔って暴れるほどになると記憶が飛ぶことも多いので、飲み会ではふさわしくありません。
アルコールハラスメントにならないように飲む量もきちんと管理しておきましょう。
○お酒の席で注意するべきは、はやし立てる行為!
アルコールを強要せず、飲みすぎて他人に迷惑をかけないようにしている場合であっても、アルコールハラスメントになることがあり、それは、はやし立てる行為になります。
例えば、上司が一気飲みを自分以外の部下に強要している際に、「イッキ、イッキ」などとはやし立てる行為がありますが、これに加勢して、飲んだ人が倒れると、傷害罪の現場助勢罪に問われます。
助勢した人の感覚で考えると、強要した上司が悪いように感じるかもしれませんが、飲む本人は周りが助勢することによって、逃げられなくなっているので、上司だけなく、助勢したすべての人が悪いと考えられます。
周りの人が、はやし立てると自分もやらないといけない気持ちになるかもしれませんが、助勢すると犯罪に加勢したと考えられてもおかしくあります。
犯罪としては軽微な物になるかもしれませんが、過失致死に加担してしまう可能もありますので、注意した方がいいです。
元々、一気飲みをさせること自体が、アルコールハラスメントの一種なので、絶対にアルコールハラスメントには助勢しないでください。
のりに流されず、きちんと考えて行動できることが重要になってきます。
命を奪ってしまう可能性もあるアルコールハラスメントについてしっかりと考えて、行動するようにしましょう。
アルコールハラスメントは、立派な犯罪なのです。