SNSは個人情報の流出に繋がっている?SNSは楽しいけど使い方を間違えると危険性もあることを理解しよう!
日本でSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)が流行っていますが、SNSには危険性があると指摘されることもあります。
SNSは、ネットを利用した個人間のコミュニケーションツールとして一般的に使用されるようになってきています。
SNSは、楽しいものではありますが、設定によっては多くの人に個人的な情報を見られることがあり、個人情報の流出に繋がっているとされています。
SNSを楽しむことは良いことですが、SNSによって第三者に個人情報が流出する危険性について知っておきましょう。
○自分の発言が個人情報の流出に繋がっている
自宅の住所を公開していなければ大丈夫だと思ってしまいますが、自分の自宅周辺の建物の情報などを書き込めばある程度の住所を特定することは可能です。
例えば「○○店のコンビニに行った」という投稿が多ければ自宅がその周辺であることは安易に想像できますし、名前がわかれば自宅を特定するのは簡単です。
SNSではアカウントネームがありますが、友達とつながりために本名を使っている人も多いので、個人名を特定することも安易です。
さらに、恐ろしいのが投稿する内容によって、個人の生活習慣を読み取ることができるようになることです。
比較的投稿数が少ない人は、個人の行動パターンが読めませんが、毎日複数の投稿をしていると行動パターンや趣味・思考などが読めるようになってきます。
SNSの利用がかなりの個人情報の流出に繋がっているかもしれませんよ。
○SNSに投稿する写真から得られる情報も非常に多い?!
写真で最も怖いのが、気づかない間に位置情報を写真に乗せて投稿してしまうことですが、きちんと位置情報を消してから、SNSに投稿していることと思います。
ただし、自分が撮った写真の風景にモザイクをかけるようなことをする人はほとんどいないのが現実です。
風景に「○○屋」などと書かれた看板があれば、最近はネットで意外に簡単に見つかったりするのです。
さらには、建物や木の形状から一致する場所を特定することもできます。
風景以外に自分の顔写真も使用していれば、風景から場所を特定し、顔がわかっているので、本人が通るのを待って話しかけることも可能になります。
そこまでするかと思うかもしれませんが、稀ではありますが、そこまでしてくる人がいるからSNSは怖いのです。
また、一部の地域に友達が多いとなれば、そこに本人が住んでいる、または実家があるなどを把握することも可能です。
特定できるような風景を取らないことや、公開範囲をきっちり決めて、個人情報が流れ過ぎないように注意しましょう。
○ネットで知り合った友達はあくまでネットの友達であることを理解する!
ネットで知り合った友達は、現実で知り合った友達とは違うことを理解しないといけません。
私の知り合いには、現実では強い口調でしゃべるのに、メールでは穏やかで、まるで女性のようなメールが送ってくる人もいます。
つまり、文字の印象と実際にあった印象が全く違うわけですが、実際にあったことがある人なのでネットで口調が違っても基本的に問題ないです。
これが逆になると非常に怖いもので、ネットでは口調が優しい人がいざ出会ってみると、すごく怖い人の場合は、なんらかの被害に合う可能性もあります。
しかも、ネットの場合は、文章だけの会話なので、はっきり言ってどんなに怖い人でも優しい人のふりをすることは可能です。
中には、そのままの印象をうける人もいるでしょうが、ネットの友達に合うことは危険性を伴うことを理解しておいた方が良いでしょう。
ネットで仲良くなった友達は、割り切って合わないようにすることをおすすめします。
ネットと現実では、キャラを使いわけるのが一般的となってきているため、しばしば問題などが発生します。
ネットで友達を作ってはいけないわけではありませんが、ネットの友達と現実の友達は違う可能性が高いことを理解しておきましょう。
○SNSを使用する際にルールを決めておくことが大切!
SNSを使う時にルールを決めておくことで、個人情報の流出や何らかの被害に合う可能性を減少させることができます。
SNSを利用する際に、家庭でルールを決めていることは非常に少ないといわれており、ルール無用でSNSを使用する子どもが多いようです。
特に小学生は自分でルールを決めることができないので、非常に危険な存在といえます。
高校生でもルールを決めて使用させた方が良く、ルールを決めないとスマホ依存症になることがあります。
SNSには危険性があることも理解して楽しく使うようにしましょう!