卵は1日1個よりも多く食べても良い?!卵は健康に良いから毎日食べた方が生活が向上する!
日本の食卓にはなくてはならない食材の一つになっている卵ですが、1日に1個しか食べてはいけないと聞いたことがありませんか?
その理由は、卵はコレステロールが非常に高く、1日に何個も食べるとコレステロールが高くなって健康を害するためだとされてきましたが、実際はそんなに健康を害さないことがわかってきました。
卵をあまり食べないように生活するよりも、卵をある程度食べて生活する方が生活が向上するかもしれませんよ。
○卵のコレステロールは問題ないの?
卵をたくさん食べてはいけない理由は、卵のコレステロールが多く血中のコレステロールが高くなりすぎてしまうためとされていましたが、卵を食べてもあまりコレステロールが上昇しないことがわかってきました。
これは、血中のコレステロールが増える最も大きな原因がお肉の脂であることが分かったためで、卵に含まれるコレステロールは血中にはほとんど関係しないようです。
つまり、卵に含まれるコレステロールは、どんなに高くても基本的に気にする必要性はなく、1日2個以上の卵を食べてもコレステロールが過剰になることはありません。
そのため、今までコレステロールが多いからという理由で卵をあまり食べないようにしてきた人は、卵のコレステロールをあまり気にしないようにしても良いでしょう。
このことから、コレステロールが多いために健康に悪いとされていたマヨネーズのコレステロールも気にするほどではないとされており、マヨネーズの悪い印象はこれから改善される可能性があります。
ただし、マヨネーズは卵意外にも油を使っていますし、かけすぎは健康に良くないことは変わりないでしょう。
卵のコレステロールに対する印象を少し変更した方が良いかもしれません。
○卵のアミノ酸バランスが素晴らしいから食べた方が良い!
生活を向上させるためには、健康的な生活をおくらなければいけませんが、健康的な生活をおくるためには栄養バランスのとれた食事が必要です。
人間に必要不可欠な3大栄養は、炭水化物、脂肪、タンパク質の3つになりますが、脂肪やタンパク質が体を動かすエネルギーとして使われることが多いのに対して、タンパク質はエネルギーとしても使われますが、体を構成するためには使われることが多いです。
そのため、人間の体の健康を保つためには、タンパク質は非常に必要な栄養となっています。
そして、卵はこのタンパク質を多く含んでおり、そのバランスが非常に素晴らしいのです。
タンパク質の良さはタンパク質を構成するアミノ酸によって決まり、卵に含まれるアミノ酸は人間が作ることができず、外から取る必要性がある必須アミノ酸がすべて含まれているのです。
これは、卵一つでヒヨコになるための栄養素をすべて詰め込んでいるためになります。
健康的な体を作るためには、タンパク質のバランスが優れた卵がとても優秀な食材になります。
食事のバランスが崩れている、タンパク質の量が足りないと感じる時は、卵を食べると良いでしょう。
1食に1個は卵を食べた方が良いかもしれませんね。
○しかし卵の食べすぎには注意しましょう!
コレステロールに問題なく、健康に良い食材である卵を、生活を向上させるために1日2~3個程度食べるのは問題ありません。
しかし、さすがに限度はあり、毎日のように卵を10個食べるなどはしてはいけませんし、毎朝、卵を3個食べるなどの偏りすぎの食事をするのはやめましょう。
栄養バランスが優れている卵ではありますが、完璧というわけではなく、卵ばかり食べていると栄養素の偏りを起こして、栄養失調を起こして倒れてしまう可能性もあります。
現実的に考えると1日に3個までに抑える方が良いと考えられますので、平均3個にしましょう。
ただし、卵料理が中心になって1日5個程度の卵をたまたま食べるなら問題ないですよ。
卵と大量に毎日食べすぎるようなことがなければ気にする必要性がありません。
栄養バランスに気をつけつつ、卵を食べることを推奨します。
○卵の賞味期限は安心して生食できる期間!
卵の賞味期限は、安心して生食で食べることができる期間であり、そこから1週間は加熱することによって食べることができる期間といわれています。
賞味期限になれば卵を捨てる人がいるかもしれませんが、加熱すれば1週間は安全に食べることができますので、賞味期限がきれても勿体ないので、すぐに捨てない方がよいでしょう。
また、卵を冷蔵庫の扉に保存してしまうことがありますが、外気に触れて温度変化が起きやすいので、扉に保存するのは良くないとされています。
良く扉を開ける家庭では、賞味期限よりも短い期間で生食が危険になる可能性がありますので、卵はできるだけ扉で保存するのは控えて、冷蔵庫の中の棚に保存しましょう。
卵を安心安全に食べて生活を向上させましょう!