子どもに積み木遊びをさせる良い?!積み木は指のトレーニングと空間把握能力を鍛える!
子どもにおもちゃで遊ばされる場合、とてもおすすめしたいおもちゃは積み木です。
積み木は、丸や四角などにカットされた木(プラスチックの場合もある)と積んだり並べたりして遊ぶ道具で、小さい時から遊ぶことができるおもちゃです。
子どもに積み木を買ってあげることで、子どもの成長に役立つかもしれませんよ。
○積み木は徐々に買い足しましょう
積み木は、非常に小さい子どもでも遊ぶことができるおもちゃになりますが、0歳や1歳では、積み木を高く積んだり、キレイに並べたりすることはないでしょう。
非常に小さな子どもの積み木遊びは、積み木を転がしたり、何かに見立てて遊んだり、積み木を触って楽しむのが一般的です。
だから、小さな子どもの場合は、安全性が高く遊びやすい物を選ぶべきです。
基本的に安全な積み木ですが、ボール状の積み木を子どもが飲み込むと非常に危険なので、ある程度の年齢になるまでは直方体しか入っていない積み木が良いと思います。
年齢が上がってくると、迷路を作ったり高く積み上げたり、高度な遊びをするようになりますので、子どもの成長に合わせて積み木を増やすことで、子どもに合った積み木遊びをすることができます。
積み木を購入する際は、子どもの年齢に合ったものを購入するようにしましょう。
○指を使うので、指先が器用になります
積み木を高く積み上げていくためには、ズレを少なくしてキレイに積み上げる必要性があります。
物をキレイに積み上げるには、指の繊細な動きが必要になり、積み木は指を動かすトレーニングになります。
また、積み木の形は、円柱、丸、三角などのいろいろな形があります。
形が違うので持ちやすい物や持ちにくいものがあり、手の力の調節に非常に役立ちます。
指は非常に良く使用する器官であり、指の器用さは生活において非常に大切になりますので、積み木で遊ばせて指を鍛えるようにしましょう。
○創造力や空間認識能力がつく?
積み木遊びをしていると、子どもたちは積み木を家に見立てたり、電車に見立てたりして自分の創造の世界で遊ぶようになります。
創造は、脳にとって非常に良い働きをしており、自分で物ごとを決めてアイデアを作ることができる子どもへと成長させるのに役立ちます。
また、積み木は、立体的なおもちゃであるため、積み木で遊ぶと奥行や積み木の配置などを無意識に考える必要性がでてきます。
そのため、積み木で遊んでいると積み木の状況を理解することに繋がり、空間認識能力が向上すると考えらえます。
積み木で遊ぶと子どもの中には、積み木を平面的に並べて遊ぶ子もいますが、そういう時は、小さなアドバイスなどを出して、立体的に積み木を遊ぶように誘導してあげましょう。
次第に自分から立体的に積み木を組み立てるようになってくるはずです。
○積み木で子どもと遊ぶ時の注意点
親子で一緒に積み木遊びをする人もいると思いますが、一緒に遊ぶ時には注意点もあります。
1歳半を過ぎたら積み木遊びの補助に回ることが大切で、勝手に組み立てずに自由に遊ばせましょう。
1歳半を過ぎたころから、子どもにも自我が目覚めて、自分が思っていない行動をされると非常に嫌がるようになります。
積み木も同じで親が勝手に積み木を組み立てると嫌がりますので、あまり口出しをしないことが大切です。
積み木の組み立てをフォローしてあげたり、一緒に喜んであげたりすることが大切になります。
また、積み木の遊び方まで指導していると全く自分では決められない子どもになってしまいますので、積み木の遊び方を誘導するのはいいですが、決めつけるような言い方は控えましょう。
大人の言うとおりにさせるよりも、子どもに自由に遊ばせたほうが子どもには良い影響を与えることになります。
子どもに積み木遊びをさせることは、非常に良い教育になりますので、積み木を購入して一緒に遊んでみてはいかがですか?