耳をふさがずに聞けるヘッドホン「骨伝導ヘッドホン」を使うと生活向上?!
携帯から音楽を聞くためには、耳の穴をふさぐイヤホンか耳を覆い隠すヘッドホンを使うのが一般的です。
しかし、イヤホンもヘッドホンも耳をふさいでしまうので、外の音が聞こえにくいという問題点があります。
そんな、外の音が聞こえない問題を解決ししつつ音楽が聴ける道具があります。
それが「骨伝導ヘッドホン」になります。
ちなみに、ヘッドホンとヘッドフォンの二通りの呼び方がありますが、どちらも正解になります。
一般的にはヘッドホンの方が、ネットの検索ヒット数が多いので、骨伝導ヘッドホンと検索をすることをおすすめします。
これはイヤホンにもいえることであり、フォンよりホンの方が読みやすいのでホンを使う方が多いのだと思われます。
☆骨伝導ヘッドホンとは何なのか?
私たちは声を発していますが、自分で発していると思っている声と電子機器で録音した声では違いがありますよね。
これは電子機器の性能が悪いから声が違うように聞こえるわけではなく、自分では直接自分の声を聞いていないことが原因になります。
自分の声は、空気の振動音と骨伝導と呼ばれる骨の振動による音、その二つが合わさった音が聞こえているのです。
この骨伝導の影響で自分の声の場合は、自分で聞く音と他人が聞く音では少し変わってくるのです。
通常のイヤホンやヘッドホンは空気を振動されることによって音を届けていますが、骨伝導ヘッドホンの場合は、空気ではなく骨を振動させることによって音を聞かせることになります。
そのため、骨を振動させる必要があるため、耳ではなく顔の頬骨につけることになります。
その結果、骨伝導ヘッドホンは耳を防ぐこと無く音楽を聞く事ができる機械となっているのです。
☆骨伝導ヘッドホンの何がいいのか?
〇音漏れがしにくい?!
イヤホンは空気を振動させる目的の商品であるため、どうしても音が外に漏れてしましますが、骨伝導ヘッドホンは骨を振動させることで音が聞こえるため、空気をあまり振動させず音漏れが少ないといわれています。
そのため、他人に迷惑をかけにくいということになります。
しかし、骨伝導は低音が聞きにくくなるという問題点があり、音量を上げないと細部まで聞こえません。
聞こえないからといって音量を上げすると骨ではなく空気にも振動が伝わってしまい、周りに異音が流れることがあります。
そのため、骨伝導ヘッドホンは低音が弱いことも理解して購入する必要性があります。
〇自転車に乗りながら聞ける?
法律の改正により、イヤホンをしながら自転車を運転すると逮捕されることがあります。
これはイヤホンにより耳をふさがれて、外の音が聞こえず安全性が保てないためになります。
警察に見つかった場合は、注意だけで終わることもありますが、逮捕されれば罰金刑になりますので、自転車に乗りながらのイヤホンは辞めましょう。
イヤホンをつけて自転車を運転するのは危険行為ですが、骨伝導ヘッドホンは骨に振動させるものであり、耳の穴をふさぐわけではありません。
だから、外の音が聞こえて安全性が守られているといわれています。
そのため、骨伝導ヘッドホンであれば、問題はないとされており、どうしても自転車に乗りながら音楽が聞きたい場合は、骨伝送ヘッドホンを使用することをオススメします。
しかし、骨伝導ヘッドホンの存在は多くの警察に知られていませんので、場合によっては注意されることや口論になる可能性も考えられますので、骨伝導ヘッドホンを使用される際は、警察に確認をとっておいた方がいいかもしれません。
警察も人ですから、法律の解釈に若干の相違がありますので理解しておきましょう。
ちなみに、骨伝導ヘッドホンでも運転に支障が出るほどの大音量なら捕まることがありますので注意しましょう。
その他にも、いろいろな所で耳がふさがっていないことによる利点があります。
イヤホンで耳がふさがることが嫌だと思ったことがある人は、骨伝導ヘッドホンを使用してみてはどうでしょうか?