脱税は法律違反なので絶対にしてはいけません。脱税をする前に節税することを考えるようにしましょう。
日本国民は税金を納める義務が法律によって決められています。
義務はしなくてはいけないことなのであり、税金を納めないと法律を違反していることになります。
また、税金を納めないことを脱税といい、最悪の場合は逮捕されることもあります。
確定申告を行う際は、脱税は絶対にダメ！！節税を考えましょう。
☆脱税と節税の違い
脱税は、はっきりいうと犯罪であり、脱税をおこなっている人は犯罪者であるわけです。
対して節税は、法律の範囲内で税金を浮かせる行為であり法律違反をしているわけではありません。
そのため、節税はやって良い行為ですが、脱税はやってはいけない行為になります。
日本では、ビールに似た発泡酒が存在しますが、これは発泡酒の方が税金が安いためにビールのような発泡酒を作っています。
これは、ビールに似た発泡酒なので、脱税をして法律に違反しているわけではありません。
逆に本物のビールを発泡酒として売った場合は、払うべき税金を払っていないので脱税になります。
このように、税金を減らすために税金をごまかすのではなく、税金を減らすために法律の違反にならないように税額を減らすことが重要だとされています。
☆なぜ脱税してはダメなのか？
○法律違反だからダメ！
脱税がダメな理由の一つは、法律違反だからです。日本に住んでいるのですから法律を守らなくてはいけません。
脱税するというのは、ばれなければ万引きしても良いという考え方に似ていると思います。
ちなみに、万引き（窃盗）は１０年以下の懲役または５０万円以下の罰金で、脱税は１０年以下の懲役または１０００万以下の罰金ですから、罰として脱税のほうが重いようです。
人々の暮らしを良くするための法律ですから、法律は守って生活しましょう。
○ばれるとお金がかかります！
脱税は税金を払わないので、その分儲けることができるお金が増えるということです。
しかし、脱税をすると罰金刑になることがあるので、脱税分と罰金の二つを払わないといけなくなります。
また、刑事罰に問われないにしても、追徴課税を払う必要性が出てきます。
この追徴課税は、脱税した分に上乗せされる税金であり税金は自己破産ができないので、
すでに使ってしまいお金が手元になくても、一生かけて払わないといけないお金になります。
わざわざ分割で払えていたものを、一括でなおかつ上乗せして払うのは、とても大変なことです。
脱税がばれると大変なので、脱税はやめておくことをおすすめします。
○脱税は結構ばれます！
脱税は、あまりばれないかと思っているかもしれませんが、毎年のようにいろいろなところで脱税がばれており、脱税金額が大きなほどすぐにばれます。
しかも、ある程度 泳がせて、脱税を大きくなってから税金を徴収しにきたりするので、一度に大きな金額を取られることになります。
ちなみに、脱税は７年前までさかのぼりますので、７年間の脱税をすべて支払うことになります。
１年では脱税額が少なく追徴課税も少ないですから税務署としてもわざわざ出向いてまで脱税を指摘しようとしませんが、７年間も脱税をしていれば脱税額がある程度たまるので税務署も動いてきます。
脱税がばれていないと思っていても、ただ、泳がされているだけですでに目をつけられているかもしれません。
脱税は意外にばれているので脱税をしないようにしておいたほうがいいですよ。
脱税は法律違反ですし、痛い目を見るのは自分ですので、脱税はやめておくことをおすすめします。
☆脱税ではなく節税！！
脱税のことを考える暇がある時は、節税のことを考えましょう。
節税は、法律違反をしているわけでありませんから税務署も指摘できませんし、税金の徴収額も減りますので、お得です。
しかし、節税と脱税の線引きは難しいこともありますので、しっかり調べて節税を行いましょう。
節税だと思ったら脱税だったなんてもこともありますので、きちんと法律に乗っ取って節税を行いましょう。