日本は温泉大国であり至るところに温泉がある!!温泉に入って生活を向上させてみませんか?
日本は温泉大国であるといわれており、日本で温泉がない都道府県は存在しません。
日本に住んでいれば、どこの都道府県だろうと温泉が湧き出ており、ほとんどの人が車で数時間かければ温泉施設に行ける状況になっています。
近くの銭湯が意外にも温泉であることもあり、探すと自分の家の近くに温泉が湧き出ていることがあります。
そんな身近な温泉を探して、週末にでも行ってみてはどうでしょうか?
○日本にはどのぐらいの温泉があるの?
日本の温泉施設は、およそ2万件あり市区町村の数がおよそ1700あることから考えると1つの市区町村に10件以上の温泉施設がある計算になり非常に多いことがわかります。
しかし、温泉施設のうち半分以上が宿泊施設になっているため、宿泊しないで入ることができる公衆温泉は8000件ほどになります。
8000件だとしても市町村に5件程度の温泉施設があることになり多いです。
世界的に見ても、日本は温泉の数は多く、世界一温泉が存在している国といわれています。これは日本人が温泉好きだからというよりも、日本には世界の10%の活火山が存在しており、どこであっても温泉が湧き出ているからだといわれています。
海外では活火山が少ないので、決められた場所からでないと温泉がでないために温泉がある地域が決まっているそうです。
日本という活火山の多い国だからこそ、どこにいっても温泉が楽しめるのです。
○温泉の定義を知っていますか?
温泉には、きちんとした定義があり、定義に当てはまらないものは温泉にはなりません。
まず、温泉源から湧き出たものが25度以上であれば無条件で温泉になり、もし水道水と同じ成分でも問題なく温泉として認められるのです。
また、温度以外の基準では、リチウムイオンや水素イオンなどの19の物質が一つでも基準を超えていれば温泉になり温度は関係ないのです。
そのため、たとえ10度で冷水であっても必要な物質が詰まっていれば温泉になってしまいます。
ちなみに、温度も物質基準も満たないものは、温泉ではなく冷泉とよばれます。
○温泉の効果は一般的適応症と泉質別適応症
温泉には、効果・効能が示されており一般的適応症と泉質別適応症の二つ分けることができます。
一般的適応症とは、泉質に関係なく温泉にあるとされる効果でどんな温泉でも効果効能としめされます。
対して、泉質別適応症は、含まれる物質によって効果効能が変わるもので、温泉の泉質によって効果が違ってくるものになります。
一般的適応症は、どんな泉質でも表示できるので温泉の泉質は関係なく、温かいお湯に入ることによって期待できる効果になります。
つまり、家のお風呂に入っても全く同じ効果が期待できるものになり、わざわざ温泉でなくても良い効果ということです。
また、対義語に一般的禁忌症の存在がありますが、こちらも普通のお風呂に入ると得られる効果であり、普通に家でお風呂に入って問題なければ、あまり気にする必要性はないかもしれません。
ちなみに、冷え性、五十肩、疲労回復、胃腸機能低下などが一般的適応症に該当します。
泉質別適応症は、泉質によって得られる効果が違うというものなので、温泉ならではの効果であり、自宅でお湯をはってお風呂に入ってもこれらの効果は得ることができません。
そのため、温泉に行くときは、この泉質別適応症を確認して温泉に行くようにしましょう。
しかし、ある程度の効果が確認されている物と効果の可能性があるものがあるので注意しましょう。
また、泉質別禁忌症は、泉質によって症状が悪化する可能性があるものなので、泉質別禁忌症に該当する症状がある場合は控えましょう。
○温泉は熱いこともあるので注意?!
温泉は、湧いてでてきたお湯であるため、かなり温度が高いこともあります。
温泉の温度を確認せずに急に温泉に入ったりすると、心臓にも悪く、火傷の原因になることもありますので、温泉に入る際は、足下に温泉のお湯をかけるなどして、きちんと温泉の温度を確認してから入るようにしましょう。
日本には、至るところに温泉があり、いろいろな効果をもたらしてくれています。
週末に温泉にでも出かけて生活を向上させてみてはどうでしょうか?