鼻毛は何のために存在しているの?鼻毛をいらないと思うかもしれませんが、意外と重要な毛だった!
鼻の穴から鼻毛が出ていると不潔そうに見えてしまいますので、鼻毛が伸びすぎないように気にしている人も多いでしょう。
また、鼻毛が伸びていた場合には、切って処理する人が多いですが、鼻毛を抜いて処理してしまう人もいるのでしょうか。
そんな、鼻毛はいらない毛だと思っている人もいるかもしれませんが、鼻毛は人の生活に役立っている毛でもあるのです。
〇鼻毛が空気を綺麗にする
鼻毛がなぜ存在しているかわからないという人もいるかもしれませんが、鼻毛にはきちんと役割があります。
人は呼吸をする時には、鼻がから空気を取り入れることが多いのですが、鼻毛が生えていれば、鼻毛がホコリを絡めとることでき、呼吸と一緒にホコリが体に侵入するのを防ぐ役割があります。
このように、鼻毛は空気を綺麗にするフィルターの役割を持っており、重要な器官となっています。
また、鼻毛はホコリの侵入を防ぐだけでなく、細菌やウイルスなどの侵入を防ぐ効果もあります。
鼻毛が生えていることによって、感染症を発症しにくくなり、風邪をひきにくくなるといわれています。
つまり、鼻毛には、病気を予防してくれる効果があったのです。
そのため、鼻毛を完全に処理してしまうと、鼻から侵入してくれる、ウイルスや細菌、ホコリなどの異物を防ぐことができなくなります。
意外だと思うかもしれませんが、鼻毛は生活をよくするためには必要な毛なのです。
〇鼻毛には加湿機能があります
鼻毛は、呼吸中に入ってくる異物の侵入を防ぐだけではなく、吸いこむ空気を加湿する役割もあります。
人が吸いこむ空気は、湿度が50~60%に保たれると良いとされており、乾燥した空気を吸いこむと、粘膜が乾燥するので、喉を傷めやすく風邪をひきやすくなることが知られています。
鼻毛は、付着した鼻水によって、空気を加湿して、喉の乾燥を防ぐ役割があるのです。
鼻毛がなくなってしまうと、空気がそのまま通ってしまいますので、加湿することができず、喉を傷めやすくなります。
特に冬場の空気が乾燥する時期では、鼻毛の加湿する能力が重要になってきます。
喉が乾燥しやすいと人はいませんか、喉の乾燥しやすい人は、鼻毛の切り過ぎには注意した方が良いでしょう。
また、マスクなどをして、喉が乾燥しないようにすることも大切になります。
〇鼻毛の処理はカットにしましょう
鼻毛を処理する時には、鼻毛を抜いた方が生えてくるまでに時間がかかるので、楽であると感じる人もいるでしょう。
しかし、鼻毛を処理する場合には、抜いてしまうのではなく、カットする方が良いとされています。
理由は、鼻の粘膜があまり強くないためで、鼻毛を抜いてしまうと、強い痛みと共に、鼻の粘膜を傷つけてしまうためです。
鼻毛を抜いたことがある人は、鼻毛を抜いた時に、強い痛みを感じたことはありませんか?
痛みを感じるのは、鼻毛が生えていた部分の粘膜が傷ついていた目です。
面倒に感じることもあるかもしれませんが、粘膜を傷つけないためには、鼻毛はカットして処理することをおすすめします。
また、鼻毛を抜くと場合には、抜いた部分の毛穴に菌が侵入して、炎症を起こしてしまうことがあります。
軽い炎症であれば、病院に行かずに治りますが、場合によっては毛嚢炎によって、皮膚科に受診することになるかもしれません。
鼻毛の毛根に炎症が起きて、病院に行くのは恥ずかしいと感じる人も多いのではないしょうか?
鼻毛は健康を維持するために、重要な器官の一つです、鼻の穴から鼻毛が見えていると不潔に感じるかもしれませんが、切り過ぎたり、抜いたりするのは注意してください。
鼻毛の長さが気になる人は、カットして、長さを整えるようにしましょう!