笑ってはいけない所では笑ってしまうのは失笑恐怖症!あなたも失笑恐怖症かも?
お葬式や大事な式典、会議など笑っていけない場面に出くわすことは、誰にでもあります。
そんな、笑っていけないシチュエーションで、笑ってしまうのではないかと、恐怖感を覚ええることを失笑恐怖症と言います。
皆さんは、笑ってはいけないとわかっている場面で、笑いそうになってしまうことはありませんか、失笑恐怖症かもしれませんよ。
〇失笑の意味を勘違いしていませんか?
失笑恐怖症を知る前に、多くの人が間違ってしまう失笑の意味を知っておきましょう。
私も友人などから、送られているメールに(失笑)などと送られてくると、相手の伝えたい事は理解しますが、間違っていると思っています。
皆さんは、「失笑」を、笑いを失ってしまう、面白くなくて笑えないという意味で使用していませんか?
本来の失笑の意味は、笑ってはいけない所で笑いが堪えられずに笑ってしまうという意味になります。
つまり、失笑は笑いを失っているのではなく、堪えきれずに笑っている状態なので、全く違う意味になっており、使用には注意した方が良いでしょう。
また、失笑恐怖症の失笑も、本来の意味である笑ってはいけない所で、笑うという意味で使用されています。
ちなみに、本来とは違った意味で覚えている人の方が、正しい言葉で使用している人より多いので、間違った意味でも通ってしまいます。
逆に正しい意味で使用すると、周りの人に言葉の意味が伝わらなくなってしまうことがあります。
勘違いが起きてしまいそうなので、私は失笑という言葉を、使わないようにしています。
〇失笑恐怖症とはどんな物
失笑恐怖症は笑ってはいけない所で笑ってしまうのではないかという恐怖感にかられるもので、実際に笑ってしまうこともあります。
失笑恐怖症は正式に病気と認められているわけではありませんが、体験している人は多く存在しています。
また、怒られている時に笑ってしまうのも、失笑恐怖症の一種になります。
もちろん、葬式の場や、怒られている時に笑いたいと思っているわけではなく、笑いたくないと思っているおり、笑ってしまうのではないか恐怖感を感じてしまいます。
さらに、笑ってしまった経験から、葬式などの真面目な場面を苦手で、ストレスを感じてしまうこともあります
笑ってはいけない場面で笑ってしまうことはありませんか、それは失笑恐怖症かもしれませんよ。
〇失笑恐怖症が起こる原因と対処法
失笑恐怖症は、笑ってはいけないと思うほど、笑いを意識してしまい、笑ってしまうことが多くあります。
また、失笑恐怖症は一種の対人恐怖症ともいわれて言われており、対人関係があまり得意ではない人に出ることが多い症状になります。
そのため、対人関係を良好にして、緊張なくうまく人の付き合えるようになれば、失笑恐怖症を改善できる場合があります。
失笑恐怖症だと感じる人は、できるだけ人のコミュニケーションをとって、人前でも緊張せずにいられるようにしましょう。
緊張しにくくなれば、真面目な場面でも、普通の表情で過ごせるようになる可能性があります。
さらに、意識することによって笑ってしまうので、意識するのではなく、こうなりたいと思う自分をイメージすることが大切です。
良いイメージを持つことで、笑うという悪いイメージを払拭し、失笑恐怖症を抑えることができるとされています。
まずは、良いイメージを想像するところから、始めてみましょう、真面目な場に行く前にイメージトレーニングをしておくと良いかもしれません。