平和の象徴と言われることがあるハトは害獣?!ハトに餌をあげるのは止めておいた方が良い!
ハトは平和の象徴と言われることもありますが、ハトの糞で町が汚れるため、害獣(害鳥)として扱われる多い鳥です。
私も、服に糞を落とされたことがあり、鳥の糞が付くと運が付くといわれますが、自分の持ち服や持ち物に糞が付くのはあまり気分の良い物ではありませんよね。
また、ハトは糞で町を汚すだけでなく、病気をもたらす可能性のある害獣になります。
ハトは可愛いかもしれませんが、害獣なので基本的には、餌を与えてしまうのは良くありません。
○ハトに餌をあげると被害が増える
公園などでハトに餌をあげてしまう人がいますが、ハトは餌をあげると糞の量が増えますし、繁殖してハトが増えることにつながります。
ハトの餌やりが法律に違反するわけではありませんが、餌をあげることで、ハトが増えすぎてしまうこともあります。
一般的なハトは1年間に3~4回繁殖し、1回に2つ程度の卵を産むことが知られています。
しかし、人から餌をもらっているハトは健康状態が良いため、1年間に7~8回ほど繁殖し、ハトが急激に増えることになります。
また、エサが少ない場合では、成長途中でハトが亡くなってしまうことがありますが、エサがもらえる環境にあれば、餓死する可能性は少なくなり、減りにくくなります。
ハトに餌をあげることでハトの数が急増し、ハトによる被害が増えるので、餌やりは控えた方が良いと言われています。
ハトの餌をあげると近くに来て、自分は楽しいかもしれまえんが、近隣住民の迷惑になることもあるので、基本的には控えた方が良いでしょう。
どうしても、ハトに餌をあげたい人は、神社などのハトの餌が売られている所で餌をあげることをおすすめします。
○ハトにはウイルスや細菌が付いている?!
ハトを可愛いと思う人もいるかもしれませんが、ハトの体や糞には多くのウイルスや細菌が付着しているのです。
食中毒の原因になることで知られているサルモネラ菌に、保菌しているハトもおり、ハトやハトの糞に触れることによって食中毒になる危険性があります。
そのほかにも、オウム病やトキソプラズマ症などの原因になる可能性もあり、感染すれば死ぬこともある病気です。
また、ハトに触れなくてもハトの糞が乾燥して風にふかれて空気中に漂うことで、吸い込んで感染症になってしまうことがあります。
ハトの生息数が増えれば、糞の量が増えるのでハトの糞を吸い込んでしまうことにつながり、感染が拡大しやすくなります。
ハトの糞を吸い込んで病気になるのは嫌だと思います、ハトが原因で感染症を発症してしまわないためにも、ハトに餌を与えるのは注意しなくていけないのです。
ハトが原因で病気になることもありますが、ハトの羽や糞が原因でアレルギー症状が出てしまう人もいます。
人によっては、ハトが原因で喘息の発作が起きてしまうこともあり、ハトに近づかないようにすることが大切になります。
また、家の周りにハトが済まないように、防鳥ネットなどをつけることも有効な方法になります。
ハトはウイルスや細菌を多く持っていますので、子どもが近づかないように注意してください。
子どもは免疫力が低いので、ウイルスや細菌に感染する可能性が高く、亡くなってしまうこともあります。
○ハトを勝手に殺してはいけない
ハトは糞で街を汚し、病気の原因になるので、害獣とされることがありますが、勝手に捕獲する・殺すなどをしてはいけない生き物です。
日本に生息している鳥は、鳥獣保護法によって守られており、基本的に捕獲や殺傷を無許可で行ってはいけないことになっています。
そのため、ハトの糞に困っているとしても、勝手にハトを捕獲してしまうと鳥獣保護法に違反することになります。
ハトを捕獲しても逮捕されることはないと思いますが、自分で捕獲したり殺処分をしたりするのは止めておいた良いです。
ハトに困っていると言う場合には、自分で処理するのではなく、駆除してくれる業者に頼むようにしましょう。
ハトを駆除してくれる業者に頼めば、法律違反をおかすことなく、駆除や対策をしてくれるはずです。
街中に多く見かけるハトではありますが、街を汚してしまう害獣になりますので、むやみに餌を与えるのは止めておきましょう。