退屈な時間が創造力を育てる!子どもの創造力を育てるためには一人で遊ばせることも大切です。
人生は楽しむことも大切ですが、退屈な時間は人間にとって良くないことと思っていないでしょうか?
退屈な時間は、何もすることが無くてストレスが溜まると思う人もいるかもしれませんが、退屈な時間があると創造力が豊かになって生活が向上するかもしれませんよ。
創造力を育てるために、退屈な時間を過ごしてみてはどうでしょうか?
○人間は退屈な時間が苦手である
人間は常に何かを考えて行動する生き物であり、全く何も考えない状態を作るのは非常に難しく苦手な生き物になります。
人間の脳は、退屈な時間が苦手であるため、退屈だと感じた場合には眠気が出てしまうことになり、授業中などに眠たくなるのは脳が退屈であると感じ取っているためになります。
また、退屈な時間が苦手な脳は、退屈になると何かやることが無いか探し始めるようになり、自発的に何らかの作業をしようとします。
学校などでは、机の上の落書きが退屈な時間の自発的に行動して良く見られます。
その他にも授業中にペンまわしをしたり、暇な時間に携帯ゲームをしたりするのも暇な時間を嫌った脳が行うことになります。
このように人間の脳は退屈な時間から逃げるために、いろいろなことをして逃げようとしてしまう性質があり、この性質を上手く使用することで、創造力を育てることに繋がります。
○退屈の逃避が創造力に繋がる?!
退屈な時間になると、人間は何かの作業をやろうとして探し始めます。
その時にやることが見つかれば創造力を使用することなく、その作業に没頭することになりますが、本当に何も見つからない場合は空想の世界を作り、自分で創造して遊ぶようになります。
また、元々あったものでも何度も使用すると飽きてしまい退屈になり、空想をして遊ぶようになります。
子どもを一人にして遊ばされると本人しか理解できないような遊びをしていることがありますが、それは自分で頭の中で考えて遊んでいる状態であり、非常に創造力が高まっている状態といえるでしょう。
退屈な時間は悪い事のように感じるかもしれませんが、創造力を育てる面に関しては非常に役立つ時間になっています。
○アイデアはトイレやお風呂で生まれる?!
会社では良いアイデアを出すために、会議などが開かれることがありますが会議中に良いアイデアを思いつくことは非常に少ないといわれています。
新しいアイデアが出やすい場所といわれているのが、お風呂場やトイレ、寝る前などのリラックス状態で頭をあまり使用していない時といわれています。
人間の想像力は、退屈な時間から生まれ、作業をしている時間は創造する必要性がないと人間の脳は感じます。
会議などで意見を出し合っている時の脳は、新しいことを考えるのに一生懸命で、創造力を使うことが少なくなります。
逆にトイレやお風呂などの何もない時間は、脳にとって退屈な時間であり、良いアイデアが生まれやすいのです。
トイレやお風呂、ベッドなどでは良いアイデアが浮かびやすいので、その時のためにメモを近くにおいておくと良いでしょう。
○子どもの時に創造力を鍛えよう!!
創造力を育てるためには、大人になってから退屈な時間を過ごすようになるよりも、子どもの時に退屈な時間を過ごしておいた方が良く、時には一人で遊ばせるようにした方が良いです。
子どもを一人で遊ばせるのは、良くないと考える人も居るかもしれませんが、毎日一人で遊ばせるわけではないので、一緒に遊んだり、一人遊ばせたりしてしっかり分けると良いでしょう。
また、一人で遊ばせる場合には、ゲーム機は創造して遊ぶ力を阻害する効果がありますので、創造力を身につけるためにはおすすめできません。
創造力をつける遊びをさせるためには、考えて遊ぶ必要性があるため、基本的には複雑でルール性のあるもので遊ばせてはダメなのです。
ゲームや複雑な遊びは、家族と一緒に行うか、別の時間に遊ばせると良いでしょう。
このように創造力を豊かにするためには、退屈な時間が非常に重要になります。
積極的に退屈な時間を作り、創造力のある子どもを育てると生活が向上するかもしれませんね。