クモを殺すと生活が低下する?!クモは害虫の天敵?!ゴキブリを殺してくれるクモも存在しますよ。
皆さんはクモが好きだろうか?大抵の人はクモが嫌いなのではないでしょうか?
私は小さなクモは大丈夫ですが、大きなクモはあまり得意ではありません。
クモはその見た目の気持ち悪さから、嫌いという人が非常に多く、家でクモを見つけたら殺してしまう人もいると思います。
しかし、クモは殺さない方がいいかもしれませんよ。クモを殺さないでおくことによるメリットがあるのです。
☆クモに纏わる迷信!
○朝のクモは殺してはいけないらしい?
朝のクモは殺すなと聞いたことはないでしょうか?朝のクモを発見することは良い事の前兆であり、朝のクモを殺すと良い事が消え去ってしまうといわれています。
この話を知っており、朝のクモは絶対に殺さないという人もいるのではないでしょうか?
このように、朝のクモが良いといわれている理由はクモが天気の良い日しか巣をはらないためで、朝にクモを見つけるとその日が晴れやかな日になるとされたためです。
縁起の良さを考えると朝にクモを殺していけない様です。
○夜のクモは殺した方がいいらしい?
夜のクモは災いを呼ぶと考えられ、夜にクモを見つけると盗人に入られるといわれています。
そのため、夜にクモを見つけた時は逃がさずに叩き殺せということになるようです。
これはクモの見た目の悪さから来たものといわれ、見た目は昔から嫌われていたようです。
迷信なので信じたい人は信じればいいし、信じたくない人は信じなくても良いでしょう。
しかし、私は朝でも夜でもクモを殺すことをおすすめしません。
ちなみに私は、クモを見つけたら逃がすか放置してしまいます。
☆クモは意外に益虫なのです!
見た目の悪さから嫌われてしまうクモですが、クモは意外と人間にとって優しい生き物であり、殺さずに生かしておいた方がいいのです。
そのため、朝でも夜でもクモは殺さない方がいいと思います。
○クモは、ダニや蚊、ハエを殺してくれる!
クモの餌は人間が一般的に害虫というダニや蚊、ハエになります。
そのため、クモが家に存在していると家の害虫を餌にするので害虫が減って家の中の環境が良くなり、餌がなくなるとクモはどこかにいってしまいます。
つまり、クモが存在している時は、家に侵入した害虫を食べてくれている時であり、クモを見つけた時は放置するのが最も良い判断となります。
また、逃がすという人もいますが、クモを逃がしてしまうと害虫を食べてくれなくなるので、ハエやダニなどが室内に増える原因になります。
クモを見つけた時は、当たらず障らず放置するのが最も家にとっては良いといわれています。
○ゴキブリすら食べるクモもいる?!
アシダカグモと呼ばれる結構大き目なクモが日本にはいますが、このクモは成虫のゴキブリを食べてしまうほどの益虫でゴキブリの天敵になります。
ゴキブリが多くて困っている家でもアシダカグモを3匹離すと半年後にはゴキブリが全滅しているといわれています。
また、アシダカグモはゴキブリよりも早い動きができ、もし2匹のゴキブリに遭遇したら、1匹仕留めた後、食べずにもう一匹を仕留めに行くようでアシダカグモに遭遇したゴキブリはほとんど仕留められてしまうのです。
アシダカグモの寿命は、5年程度ありゴキブリがいなくなれば家から出ていきますが、良くゴキブリが侵入してくる家は常にゴキブリハンティングをしてくれます。
人間が嫌いな昆虫を食べてくれるアシダカグモを家に離してゴキブリ退治をしてみてはどうでしょうか?
☆しかし、クモは害虫でもある?!
日本の在来種のクモは、人間に害を与えるほどの毒性をもっていないので、クモの安全性は非常に高く人間に危害を加えることはありません。
しかし、見た目が気持ち悪い所から不快害虫と呼ばれ、人間から嫌われる存在になっています。
そのため益虫なのに、クモを殺す殺虫剤も販売されているのです。
特に一番人間に嫌われるクモはアシダカグモになります。
アシダカグモは、先ほども説明しましたが、ゴキブリを殺してくれるとても良いクモなのでが、見た目はグロテスクで怖いのです。
基本的には益虫であるクモを殺してほしくありませんが、不快害虫でありますので、嫌という人はしかたがないと思います。
しかし、家のクモを生かしておくと生活が向上するかもしれませんよ。クモを生かして生活を向上させましょう!
ただし、外にすんでいるクモによっては、毒を持ったクモもいますので、気を付けてくださいね。