しつこい寝癖で忙しい朝の大切な時間を奪われていませんか？寝癖のなおし方と寝癖にならない方法を知ってみる？！
朝起きて鏡を見ると、信じられないぐらいに髪の毛がはねていたという経験をしたことのある多くの人へ！
朝の忙しい時間に寝癖があると大変ですので、寝癖の対策と早期になおせる方法を覚えておきませんか？
しつこい寝癖を素早くなおす方法と寝癖を起こさないための方法を紹介しちゃいます。
〇寝癖はどういう原理で発生する物なのか？
まずは、寝癖という敵を知ることから始めますね。
寝癖が起きる原理と最も関係してくるのは、水素結合といわれる作用で、髪の毛などの繊維は水素結合が起きます。
私たちの髪の毛は、水素結合が起きることによって、髪の毛の形が維持されており、水素結合が切断されると髪の毛は柔軟になって自由な形にできます。
この水素結合を切断するのが、水分であり、再結合するのは乾燥したときになります
つまり、私たちの髪の毛は、お風呂上りは水分が多く付着しているので、水素結合が切断されて、髪の毛が柔軟な状態になっているのです。
そして、乾燥すると水素結合をして、髪の毛の形が維持されますが、その際に髪の毛に圧力がかかり、変な形で水素結合が起きると寝癖になるのです、
そのため、寝癖を予防するためには、いかに圧力をかけずに水素結合をさせるかが、重要になってくるのです。
〇寝る前に乾燥させておけば寝癖になりにくい！
寝癖が起きるのは、水素結合が睡眠中に起きるためであり、睡眠中に水素結合を起こさなければ寝癖を抑えることができます。
その際に最も有効となるのが、睡眠前に髪の毛を乾燥させて、水素結合を前もって起こしておく方法になります。
お風呂上りにドライヤーでしっかり髪を乾かすことで、寝癖の無い状態で水素結合を起こすことが可能です。
また、髪を乾かす方法として、直にドライヤーの空気を当てるのではなく、タオルを頭にのせて、タオル越しに空気を当たる方が、タオルが水分をすって乾燥が早くなるといわれています。
早くきれいに、乾燥させると寝癖になりにくいので、タオルを使った乾燥方法は非常に有効な手段となります。
ちなみに、髪の毛をバサバサしながら乾燥させれば、バサバサした状態で、水素結合が起きますので、寝癖になりませんが、髪があまりまとまらない可能性があります。
そのため、タオルを使用して、乾燥させた方が髪の毛がきれいにまとまるので、タオルを使った方がいいですよ。
〇汗によって水素結合が切断されることもある？！
水素結合は、水分によって起きるもので、寝る前に髪を乾燥させることで、水素結合を起こして形を形成して、寝癖を発生させないようにできます。
しかし、人の頭は寝ているときに汗をかきますので、人によっては、汗で水素結合が切断されて寝癖が発生することがあります
汗によって発生する寝癖は、個人差があり、ドライヤーで乾燥させても解消することが難しいです
この場合は、枕の種類を通気性の良いものに変えたり、自分にあった枕を使用して、髪に圧力がかからないようしたりして、寝癖が起きにくい環境にするしかありません。
しかし、人によっては完全に寝癖を防ぐのは難しいので、そういった場合には、朝起きてから寝癖を直すようにしましょう。
〇寝癖をなおすためには蒸しタオルが最適？！
お風呂上りにきちんと乾かさない人や、頭に汗がかきやすく寝癖が起きやすいという人は、朝起きてから、寝癖との対決です。
まずは寝癖の状況を確認しましょう。
注意点としては、寝癖は髪に圧力がかかる事によって起きるものなので、後頭部に発生しやすく、鏡でも気づかない事があることです。
家族がいる場合は、家族に確認してもらい、後ろ髪を触って立っていないか確認しましょう。
寝癖は、水素結合によって発生し、水分が付着することで切断されるので、水を付ければ良いのですが、水分は表面だけに付くことが多く、寝癖によってはなおらないことも多いです。
そこで、有効なのが蒸気をつかって髪全体を湿らせる方法です。
髪全体を湿らせるためには、蒸しタオルを使うことで、髪全体の水素結合を切断することができます。
そして、通常の水を使用して寝癖をなおした場合は、外に出る前に乾燥していないことがあり、風によって乾燥した際に水素結合が発生し、髪がはねてしまうことがあります。
しかし、蒸しタオルの場合は、熱があるので、通常の水よりも乾燥するのが早いため、外に出る前に水素結合が終わっている可能性が高く、風によって髪がはねる可能性は少ないのです。
さらに時間に余裕があれば、寝癖をなおした後に、ドライヤーなどで乾燥させると風によって、寝癖が起きる心配がありませんので、寝癖を直し後は、できるだけドライヤーで乾燥させることをオススメします。
寝癖に勝つためにも寝癖の対処方法をしっかりと覚えておきましょうね。