地震が起きたら自分自身で自分を守れ!地震が起きた時に取る行動によって生死が分かれる?!
日本は地震が多い国で、生きていれば何度か大きな地震に遭遇することがあるでしょう。
地震は急に起きるものなので、周りに誰かがいて助けてくれるという保証はどこにもありません。
そのため、地震が起きた時には、自分の身は自分で守らないといけないのです。
地震が起きた時に誤った行動をすれば、亡くなる可能性も高くなりますので、身を守る方法を覚えておきましょう。
○地震を感じたら、まずは自分を守ろう!
地震のときに最も危険となるのが、家具や家電などが倒れたり、飛んできたりして怪我をすることです。
特に、頭に直接あたると、亡くなることもあるので、地震が起きった時にまず守る必要があるのは頭になります。
近くにヘルメットがあればいいですが、普通はありませんので、本やカバンなど頭を守ってくれそうな物で落下物から頭を守りましょう。
事前に、地震を警戒して、簡易ヘルメットを用意する方法もあります。
また、体が怪我をすると体力が奪われますし、行動に支障をきたすことがありますので、体を守ることも大切です。
机などがあれば、机の下に入り、机が無ければ家具が倒れる危険性が少ない場所に移動してしゃがみましょう。
机の下に入る際には、机の脚を持って机が倒れないようにしてください。
震度が高いと机が倒れることがあります。
パニックになって慌てて、おかしな行動を取ると倒れてくる家具に押しつぶされて大けがをしたり亡くなることもあります。
まずは、怪我をしないことを最優先にしましょう。
○子どもが近くにいなければ自分を優先して守ることが必要
親にとって自分よりも子どもの方が大切だというのは当たり前ですが、地震が起きた際に家には子どもがいますが、部屋が離れている場合は、子どもよりも自分の命を優先しなくてはいけません。
いくら子どもが心配であったとしても、子どもの命を守ろうとして、家具につぶされて亡くなっては意味がありません。
自分がけがや亡くなってしまえば、これから子どもを守ることができませんので、子どもを守るためにも、まずは自分の命を優先させてください。
小学1年生を超える子どもには、地震について身の守り方を教えて、自分の身を守れるように教育しておきましょう。
逆に助けに行って、子どもの名前を呼ぶと子どもが出てきて家具の下敷きに合うかもしれませんよ。
小学生よりも小さい子どもの場合は、遊ばされる場所や寝る場所を安全な空間にしておきましょう。
家具を固定しておくことで、揺れが収まってから助けに行っても安心できます。
また、子どもが心配なら、あまり離れて遊ばないように注意しましょう。
親として、子どもを守りたい気持ちがあるのは重要なことですが、地震の場合は冷静に対応できるように準備をしておきましょう。
○火を止める、扉を開ける、ブレイカーは落とすのは後?
地震が起きた時は、すぐに火を止めて、扉を開け、ブレイカーを落とすといわれますが、自分の命と比べると、どれも優先順位は低いと考えられます。
特に火を止めようとすれば、熱いフライパンや熱い食べ物が飛んで来る可能性があるので、火傷する危険があります。
絶対に地震が来ている間は、火に使づかないでください。
大抵のコンロは強い揺れで火が止まるようになっています。
地震が治まってから、元栓をきれば、基本的に火事になる危険性はありません。
また、逃げ道の確保として、扉を開けるといわれますが、扉を開けている時に家具につぶされたら、意味がないので後からでも大丈夫です。
最初は自分の身を守ることが大切です。
ブレイカーを落とすのは、停電して再び通電した際に火事が起きるのを予防するためで、通電するまでには時間がかかるので、こちらも自分を守るのが優先です。
このように、基本、大抵のことは自分を守る行動が終わった後におこなえば大丈夫です。
まずは自分を守ってから他の行動に移ってください。
再びブレイカーを戻す時は、すべての電化製品をコンセントから抜いて、壊れていないか確認してから、コンセントに接続しましょう。
火事の原因は、家電のショートなので、一つ一つ確認して行うことで、ショートしてもすぐに対応することができます。
自分の安全が確保できたら、避難に必要な物をそろえて避難しましょう。
避難に必要な物は、前もって準備をしておいてください。
日本では地震は良く起きるものです。自分の命を優先的に守れるように心得ておきましょう!