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自動運転機能によって運転ミスを減少する!?自動運転で事故が発生した時は誰の責任になるの?

   

自動運転
皆さんは自分が車を運転することなく、勝手に車が動いて目的地に行けたらと思ったことはないだろうか?

私は、車が自動的に動いて寝ている間に、目的地まで到着しないかと、都合の良い未来を想像することがあります。

現在、一般的に市販されている車には、自動ブレーキが搭載されることが増えてきましたが、まだ完全に自動で車を運転してくれる機能はありません。

 

自動ブレーキは、私たちの反応が遅れてブレーキが出来なかった時に、車が判断して急ブレーキをかけてくれるシステムのことで、安全のために作られています。

そして、自動ブレーキの次に作られているのが、自動運転機能であり、目的地を設定すると、車が自動で運転して目的地まで到着します。

多くの人が夢見る、自動的に目的地に到着してくれる機能がついた車が、現在、開発されている途中なのです。

 

○自動運転機能にもレベルが存在する!

単に自動運転と行っても、すべての機能が急に自動になるわけではなく少しずつ自動になっていきます。

全く自動運転システムが搭載されていない、車をレベル0とし、自動ブレーキなどの一部の自動機能がついている物をレベル1としています。

現在、販売している車は、全く自動機能が無いレベル0の車と自動ブレーキのみが搭載されたレベル1の車になります。

 

そして、レベル2が複数の自動運転機能を有し、レベル3では基本的に運転手が車を触る必要性が無くすべての運転機能がそろっている状態になります。

ただし、レベル3は緊急時のブレーキや回避などに限界があり、完璧ではないものなので、運転手が必ず乗り込み万が一に備えておく必要性がある自動運転機能になります。

最終的に目指しているのがレベル4で運転手を乗せることなくすべて自動で行う自動運転になります。

 

○自動運転に変えることで事故発生数が減少する?

自動運転の利点は、運転手の負担が少なくなることもありますが、事故発生数の減少にも期待されています。

私たち人間は、どうしてもミスを犯してしまう生き物であり、ちょっとした見落としから事故に繋がることがあります。

対して、自動運転機能はプログラムなので、人間のようなミスをすることはないとされています。

 

さらに、私たちが見ることができる視野は水平上では、200度前後で言われており、前後左右すべてを見渡すことはできません。

また、200度の範囲を見ることができても、色彩がわかるのが前方の60度前後であり、文字などを正確にとらえることができる範囲は30度とほぼ直線上しか判断できていない。

そのため、自動運転システムに比べて人間が見ている物は非常に少なく、見落としから事故に繋がることも否定できません。

 

自動運転の場合は、プログラムから判断し迅速に対応するため、緊急時などを除いてミスをすることは少なく、カメラの搭載によって前後左右360度の情報を判断することが可能となっています。

これは、人間にはできないことであり、自動運転機能の利点になります。

 

○その他の自動運転のメリット!

自動運転のメリットは事故発生数が減少するだけではありません、

自動運転が始まれば、今まで自由に移動することができなかった、子どもや老人、視覚障害者、けが人、無免許の人、酔っ払いが一人で乗車することが可能になります。

また、人を送迎後も自動で運転するので、車を他者と共同で利用でき、駐車場が無い時でも車に遠くの駐車場に行くように指示することができます。

 

遠くに行った車も携帯などで支持をすることで、すぐに自分の元に呼ぶ出すことができるので、家族に迷惑をかける心配やタクシーを呼んでお金がかかるなどの心配が少なくてすみます。

さらには、安全性が向上したことにより、自動車速度の緩和や保険料の減少、警察の取り締まりが少なくなるなどのメリットがあります。

このように、自動運転機能には多くのメリットが存在しているのです。

 

○自動運転していた車の事故は誰の責任なのか?

自動運転車で最も恐ろしいのは事故が起きた時で、誰が責任を取っていいのかわからないと思います。

自動運転の種類によって違いますが、レベル3以下の自動運転車の場合はあくまで、運転手のサポートという位置づけなので、運転手に責任が発生するでしょう。

 

これがレベル4の完全な自動運転の車になってくると、話は非常に難しくなり、整備不良などが原因であれば、所有者が事故の過失を問われることになるでしょうが、整備をしていた場合の事故はメーカーの責任になるかもしれません。

ただし、絶対に防げないような事故の場合は、歩行者であっても自動運転に過失はなく歩行者の責任になる可能性も否定できません。

 

運転席に誰も乗る必要性が無い車の場合は、整備を怠っていなければ所有者の責任は小さくなるでしょう!

自動運転車が街中を走るようになれば、私たちの生活がより良いものになるはずです。

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