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日本の気象予報の精度は高い!?台風の予報円は小さくなり災害の予報もピンポイントで的確になる!

   

気象予報
私たちが良く見る天気予報は、空に飛んでいる人工衛星の情報を解析して予想しているものになります。

気象予報の精度は、人工衛星の情報に依存しており、地球に詳細な情報が送られるほど気象予報は正確になります。

2016年3月から性能が良い人工衛星を使用するための新システムが導入されたので、気象予報の正確性が向上しています。

 

○日本は衛星を打ち上げて気象予報に活用しています。

日本はロケットを打ち上げる高い技術力があり、ロケットに人工衛星を搭載して軌道に乗せることができます。

日本は毎年のように、人工衛星を打ち上げており、天気予報に活用できる人工衛星が増えています。

そのなかでも、気象予報の目的に使用されている人工衛星はひまわりと呼ばれ、現在8号までが地球の周りを飛んでいます。

 

2014年にひまわり8号が打ち上げられて、2015年7月7日から気象観測を行っており、ひまわり8号を本格的に使用するための新システムが導入され、2016年3月24日から、気象予報の精度が向上しています。

ロケット事業は私たちに関係無いように見えるかもしれませんが、気象予報と深い関係があり、意外にも身近な存在です。

ちなみに、携帯に使用されている位置情報も人工衛星が関係しておりロケット事業はとても大切なのです。

 

○元から気象予報の日本の技術力は高かった。

2016年3月24日から、本格的に使用されるようになったひまわり8号ですが、7号が使用されていた当初から日本の気象予報の技術は高かったといわれています。

それでも、ひまわり7号機とひまわり8号機には大きな差があるとされ、8号機が本格的に使用されれば気象予報の精度に変化が出るのです。

 

まず、最もわかりやすいのが、台風の進路の予報で、今までもよりも小さな予報円を描くようになります。

今まであれば、台風は2日過ぎると予報円がでか過ぎて、もはやどこを通るかわかりませんでしたが、小さくなることでかなり、台風が通るところが絞られてきます。

また、台風が日本列島にくると雨がほとんど降っていないのに警報がでることがありますが、ひまわり8号が使用させるようになったことで正確性が増しますので、不要な警報や注意報は減少すると考えられます。

 

さらに、降水量と場所の正確性が増すことによって、早い段階で避難警報を出すことができるようになり、警報の遅れによる死者などを減らすことにもつながります。

元から、気象予報の信頼性が高い日本ですが、新技術が導入してより信頼性が高くなるでしょう。

データ量が増えることによって、より正確性があがるので、年々正確性が増すはずです。

 

○2016年の間にひまわり9号が飛ばされる

現在活躍しているひまわり8号ですが、すでに新しいひまわり9号は製造されはじめており、2016年の間にロケットに乗せて発射する予定です。

9号が飛ばされるとうれしいですが、ひまわり8号と9号はほぼ同じものとされており、8号の運用が終わるまで待機するので、ひまわり9号よりも8号の注目度が高いといって良いでしょう。

もしかすると、同時利用することもあるかもしれません。

 

ひまわり10号は8号に比べて性能の良い、人工衛星になるかもしれません。

人間の技術力は日々進歩しているので、ひまわり10号が飛ぶのも遠くない未来だと思います。

ロケットは1年に1本だけしか飛ばさないわけではなく、これからもっとロケットが飛ぶようになるといわれているので、新技術を持った人工衛星が増えるはずです。

今は、ひまわり8号がどのような活躍をしてくれるかが注目です。

 

○私たちが情報を受け止めることが大切

どんなに正確な情報を流しても受けてが、情報をきちんと読み取れないと気象予報精度があっても意味が無くなります。

気象情報の精度が上がったことを理解して、危険といわれたら素直に自分の身を守ることが大切になります。

気象予報士になる必要性はありませんが、気象予報をある程度理解できて、危険の予想と対策ができるようにしておきましょう!

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