おすすめの資格は宅地建物取引士!?宅地建物取引士は弁護士、税理士、公認会計士と同じ士業!!
宅地建物取引士は、略称として宅建士と呼ばれ、2015年4月までは宅地建物取引主任者でしたが、法改正により現在は宅地建物取引士と呼ばれるようになり、税理士、弁護士、公認会計士などに並ぶ士業の一つになりました。
宅建という言葉を聞いたことがある人も多くいると思いますが、宅建のことを良くわかってない人も多いのではないでしょうか?
○宅建士は何をする仕事なの?
宅建士は、宅地(建物用の土地)や建物の売買、貸借などの取引をおこなう専門家になり、売り主と借主(または借主と貸主)の円滑に納得して契約を結ぶために必要な仕事を行うことになります。
また、不動産取引においては、宅建士でなければできない業務が存在しており、「重要事項の説明」、「重要事項説明書への記名・押印」、「契約後交付すべき書面への記名・押印」の3つが該当します。
この3つは建物と宅地を仲介する上で必ず必要な資格であるため、宅地建物取引業を営んでいる会社に就職するには、宅建士資格を保有していたほうが良く、不動産業者は5人に1人が宅地建物取引士でないといけません。
また、仲介して契約が成立すると成功報酬をもらうことができ、不動産という値段の大きなものを動かすので、それなりに報酬は高いのです。
○宅建士の資格をおすすめする理由
宅建士は、国家資格の一つであり、宅地建物取引業を営む場合に5人に1人が宅建士でないといけないため、雇用数も非常に多くなっています。
さらに、宅建士の資格は、弁護士や税理士などのとは違い、学歴に関係なく受験することができる資格として知られており、勉強をすれば中学生でも合格することが可能となっており、
自分の学歴に不満がある人がキャリアアップとして使える資格となっています。
不動産業などでは、何も資格を持っていない人を雇うよりも宅建士資格を持っている人を雇った方がお得です。
そのため、宅建士の資格を持っているだけで就職が非常に有利になってきます。
また、宅建士は不動産業の就職に有利な資格と知られていますが、他の業種でも宅建士資格を持っていると就職しやすくなる可能性があります。
企業によっては宅建士を持っていると資格手当をもらうことができ給料が上がり、優遇されることになります。
色々な面で宅建士資格を持っていると有利になりますので、宅建士資格はおすすめになります。
○きちんと勉強しないと受かりません!
宅建士資格は、就職・転職などの非常に有利な資格となっており、多くの人が受験することができる資格になります。
しかし、簡単に合格できる資格というわけではなく合格率は15%前後となっています。
また、試験は年に1回と決まっていますので、安易な気持ちで受けると不合格になる可能性が非常に高いです。
合格するためには、半年以上の勉強が必要であるとも言われており、あまり時間が取れない人は1年以上かかることもあります。
他の税理士や弁護士に比べると簡単であるといわれていますが、それでもちゃんと勉強しないと落ちることになりますので、宅建士を受けたいと思う人は勉強しましょう。
○すぐに宅建士になれるわけではない?!
宅建士資格に合格した場合は、宅地建物取引士資格保有者であって宅地建物取引士ではありません。
資格保有者が宅建士になるためには、実務経験を2年間積むか、登録実務講習を受ける必要性があります。
実務経験の場合は、宅地建物取引業を営んでいる会社に就職して、2年たてば宅建士になることができます。
登録実務者講習は、1か月程度の通信教育(本を読んで勉強する)と2日間の実務講習を受けて、修了試験に合格すれば宅建士を名乗ることができます。
値段は2万円程度で、資格保有は何年たっても有効期限はきれないので、いつ実務講習を受けても大丈夫です。
修了試験は落とすための試験ではありませんので、合格率は高く宅建士資格を持っている人はであれば、講習を受けるだけで合格できるとされています。
資格保有者から宅建士になるのは、そこまで難しくありません。それよりも資格に合格する方が難しいでしょう。
宅建士は、ある程度の難易度がありますが、非常に有用性の高い資格になりますので資格を取得したいと思っている人は宅建士資格取得を目指してみてはどうでしょうか?
宅建士になれば生活が向上するかもしれませんよ。