３Ｄプリンターを購入すると生活が向上する？３Ｄプリンターはどのように使うの？
私たちが一般的に使うプリンターは、紙などに平面の絵や文字を書くことができます。
そして、３Ｄプリンターと呼ばれる立体的なものを作り上げるプリンターも現在では登場しています。
しかし、多くの人は３Ｄプリンターが何のために必要かわかっていないのではないでしょうか？
３Ｄプリンターは、何に使うことができてどんなものに使うことができないか、知っていますか？
○まず、３Ｄプリンターとは何なのか？
３Ｄプリンターは、樹脂を溶かして立体の物を作り上げるプリンターになり、パソコンなどで作ったデータを元に物を作る機械になります。
基本、材料の樹脂を溶かして物を作るので樹脂製以外のものが作られることはありません。
そのため、３Ｄプリンターで本物の銃や刀ができるわけではないのです。
また、材料を樹脂以外の物に変えることによって、変えた材質の物体ができたとしても簡単なモノしか作ることができず、複雑なものが組み立てられた状態で完成するわけではありません。
３Ｄプリンターで複雑の物を作ろうとした場合は、必要な部品を作った後に自分で組み立てることになり、３Ｄプリンターは何でも作られる万能プリンターではありません。
○単純なモノならいろいろな物を作ることができる？
３Ｄプリンターは、何でも作れる万能器具ではありませんが、単純な構造の物なら、簡単に作ることができます。
例えば、急に工具が必要になった時に３Ｄプリンターで工具を出力して作れば、わざわざ工具を買いに行かなくてすみます。
また、子どもがおもちゃを欲しくなった時は３Ｄプリンターでおもちゃを作ってしまえばいいのです。
ボールやバット、飛行機の模型、汽車の模型、単純なブロックなどのであれば３Ｄプリンターで作成することできます。
必要な物をわざわざ購入することなく、自宅でその場で作れるのはとても便利なことです。
サイズ的に作ることが出来なこともありますが、売り切れをおこすことがありませんので、３Ｄプリンターは非常に便利なものだといえます。
しかし、３Ｄのデータを作ったりするのは、それなりに時間や手間がかかりますので、購入した方がいい場合もあると思いますけど・・。
○組み立て式によって、もっといろいろな物を作成できる！
３Ｄプリンターは、複雑ものが組みあがった状態で作成することはできません。
しかし、その部品となるものを作ることは可能となっていますので、部品を３Ｄプリンターで作成した後に組み立てることによってある程度のものを作ることができます。
例えば、洗濯バサミも３Ｄプリンターで部品を作る組み立てることによってつくることできます。
また、すべての部品を作ることはできなくても一部の部品を作成することができ、無くなった部品や壊れた分品を補うことができる場合もあります。
さらに、少し付け足したい部品ができた時も作成することができますね。
○知識があれば、危険なものも。
部品を作成し組み立て作る技術ですが、ある程度の知識が必要になってきます。
逆に知識さえあれば複雑なものでも作成することできます。
組み立てることによって、複雑なものが作られるのはメリットでもありますが、その反面、危険性もあります。
３Ｄプリンターでは、樹脂製のナイフや銃なども作成することが可能といわれており、実際に作成した人も存在しており、すでに問題視されています。
また、現在販売されているエアガンなども違法に改造することも３Ｄプリンターによってしやすくなってしまうので、３Ｄプリンターは使い方を間違えば大変危険であるといわれています。
○３Ｄプリンターはボコボコ？
３Ｄプリンターは、とても便利なものではありますが、少し表面がぼこぼこしてしまうことがあります。
これは、何層も樹脂を重ねることによって３Ｄのものを作るためであり、ある程度は仕方のないことですが、技術が進んでありなめらかに近いものも開発されています。
完璧な造形を求める場合は、３Ｄプリンターでは難しい場合もあるかもしれません。
安い３Ｄプリンターほど、表面がボコボコになりやすいといわれています。
３Ｄプリンターは非常に便利なもので、使用法を守れば生活を向上させてくれます。
３Ｄプリンターを使って生活を向上させてみてはいかがでしょう。