治験に応募してみた。募集地域外でも治験はできるけど、いろいろと面倒なことになる可能性も十分にある!?
2016/06/15
治験のことが気になって、治験サイトに登録することにした私だが、私が住んでいる地域ではあまり積極的に治験が行われていない。
仕方ないので、治験を受ける場合は、少し遠方のものを選ばないといけないなと覚悟を決めることにしたのである。
この時までは私は治験なんて簡単に受けることができると思っていた。
○遠方からの治験は長期治験しかない?!
治験は、交通費を出してくれるだが、「行き帰りで5000円出しますよ!」というものが多い。
しかし、私の場合は、行き帰りすると2万~3万円もかかるところに施設がある場合が多いので、事前検診で落ちたら確実に赤字となってしまう。
まあ、何度も事前検診を受けて累計が黒字になってくれるなら、問題ないが短期の治験なら受けるほど赤字になる計算なのだ。
ボランティアなので損をしてでも、治験を受けるという志の高い人であれば問題ありませんが、私の場合は、お金1/3、人助け1/3、経験1/3という志が低い人なので、赤字は大問題なのである!
2泊3日の治験であれば、5万円もらえるとすると、事前検診と入院と退院の行き帰りで4万~6万ほどかかり、この時点でどっこいどっこいである(交通費が施設によって違うので、場合による)。
世のため、人のためのボランティアだから、まあいっか(本当はとっても金ほしい)と思ったら大間違いです。
治験に応募して電話がかかって、「事後検診行いますんで!」←赤字である。
さらに、遠方になると事前検診に落ちやすくなるというリスクまでついてくるわけだから、短期や中期を受けると、たぶん赤字になる・・・・。
ボランティア精神MAXの人ならいいが、貧乏な私にとっては、短期や中期は無理な治験となります。
つまり、遠方の私にとっては、長期治験を受けるしかないのだ。そして応募したのです。
○長期治験ってどのぐらいのお金がもらえるの?
治験のお金は、協力費であり、給料ではないわけだが、入院なら1泊あたり、1万円と少し程度が妥当な金額である。
1泊あたり1万円を下回ることはありませんが、1泊あたり2万円に近い協力費がもらえる高配当な治験はあまりありません。
だから、長期治験になると、15泊程度~30泊なので、20万円~50万円ほど協力費がもらえます。
長期の治験は、入院日数が多い分、高額配当となるようです。
○治験の募集地域外になる可能性は?!
治験には、募集地域というものが存在し、東京で治験があるとすれば「関東圏内応募可」となる場合が多いです。
つまり、長期治験発見!と喜んでも、住んでいる場所によっては募集地域ではないということになりますが、ここであきらめてしまうのはまだ早いのだ。
「すみませんが、募集地域外からでも応募できますか?」と連絡してみましょう。
・募集地域外の連絡を実際にやってみた
返事は、「交通費、賄えないでいいなら応募可能ですよ」的なことが返ってきた。たぶん他の治験もこのように返ってくる可能性がある。
つまり、募集地域とは交通費を賄えそうな範囲であるなら大丈夫という指標であり、自己負担するならどこからでも問題ない可能性がある。
長期治験15泊~30泊ぐらいすれば、交通費を賄う金額が支給されるので、こちらとしても問題ないのだ。
○私に起こった遠方からの治験の問題
募集地域外であっても、きちんと連絡すれば治験を受けることができる可能性があることは先ほど紹介しました。
しかし、私は治験会社に連絡したのにも関わらず、募集地域という壁に阻まれることになるのだった。
「遠方からでもいいですよ」と言っていただいたので、私は治験に応募することにしたのだが、応募完了のメールが届いたものの、事前検診の日程が一向に届かない。
つまり、私は事前検診を受ける前に、治験に不適格となったわけであるが、こんな健康優良児の私が落ちるはずがないと、治験会社に連絡してみることにした。
まあ、落ちた理由が分かればこれからの対策になるしね!
「募集地域外だったので、受けつけしませんでした」←ふざけるな~(半ギレ)前もって募集地域外からでも応募できるか聞いたのに、募集地域外だから、受付しなかったとはどういうこと?
治験の受付会社の内部で相互関係がうまくいっていなかったことによって、確認したのにも関わらず、治験に落とされるという事態が発生したわけです。
この時点で1週間が過ぎ、私が受けたかった日付の事前検診が埋まるという事態が発生し、私はあきらめた。(一応、治験会社には、矛盾していることを連絡)
次からは、このような理不尽なことがないことを願うばかりである。
○メールじゃなくて電話で確認した方がいいかも?!
私は、遠方からの治験に失敗したわけですが、たまたま運が悪かったということもあるでしょうが、遠方からの治験はトラブルを発生しやすいのかもしれません。
私はメールで、お問合せをしていたのが理由であったのかもしれない。
そこで、私は治験を応募する際には、電話で問い合わせて、きちんと納得するまで聞いた方が良いという結論にたどり着きました。
ただ、メールで聞くと内容が残って相手が言い逃れできないという利点もあります。
私は、お問い合わせによって募集地域外で落ちたことに気付いたが、お問い合せしないでいたら、一生なぜか落ちたのか分からずに悩まされていたかもしれません。
治験を受ける際には、いろいろなことを考えて応募しましょうってことですね。