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商品を購入すると必ずかかってくる税金といえば消費税!そんな消費税のことを理解していますか?

   

消費税
日本人の誰もが日本で商品を購入すると必ずかかってくるのが消費税です。

現在の日本の消費税は、商品の購入額の8%で100円の物を購入する場合は8円の消費税が加算されて108円をお店に支払うことになります。

なんとなく消費税を払っている人も多いかもしれませんが、消費税とは一体どんな税金なのでしょうか?

 

○消費税は間接税の一種!

税金には、直接税と間接税の二つの税金が存在し、消費税は間接税に分類されます。

消費税が間接税に分類される理由は、国に税金を納めている人と税金を払っている人が違うためです。

消費税は購入した人が払っているのですが、国に税金を納めている人は私たちではなく、販売店が税金を納めています。

 

つまり、消費税は二段階で税金を納めており間接税に分類されるのです。

逆に直接税は、所得税や県民税、固定資産税などが該当し税金は直接本人から払われることになります。

所得税に関しては、普通の会社員であれば会社が自動的に給料から天引きをして収めるのでなんの苦労もなく納税することができます。

 

○間接税である消費税はみんな同じ税率ですよ。

直接税の代表選手である所得税は、累進課税と呼ばれるお金を儲けるほど税率が高くなり、多くの税金を納めないといけません。

例えば、100万円稼いだら10%の10万円、200万円稼いだら15%の30万のように稼ぐほど負担が大きくなります。

 

対して、間接税である消費税は、いちいち店員が「あなたの税率は何%ですか?」とは聞いてきませんので、一律であり100万円購入したら8万円、200万円購入しても同じ税率の16万円になります。

このように、間接税は個人で税率を変動させることができないため、お金持ちであろうと変わらない税率なのです。

 

逆に直接税は収入などの条件によって税率が変動し、大抵はお金持ちが高い税金を払わないといけません。

私はお金を持っていませんので、基本的に低めの税率を支払うことになります。

 

○間接税はお金を持っていない人に不利?!

間接税である消費税は、誰であっても税率は変わらず、生活に必ず必要なものも税金が必ずかかることになります。

お金を持っている人は、消費税についてあまり気にしないかもしれませんが、お金を持っていない人からすれば、家計を圧迫する問題となります。

そのため、消費税率が上がると困るのはあまりお金を持っていない国民になります。

ちなみ、私もその一人になるので、消費税が上がると財布の中が少なくなるのが早いです。

 

海外では、日常生活が苦しくならないようにするために、一部の商品の税率を引き下げたり、無税にしたりすることによって対応しており、お金をあまり持っていない人に配慮した税金のシステムになっていることもあります。

その代り、嗜好品などは日本よりも高い税率をかけている場合も多いです。

商品による税率の変動は、いろいろと面倒な場合があるので日本で導入されるかはわかりません。

 

一部で消費税はいらないと思っている人もいるかもしれませんが、消費税は国を運営していくためには重要な税金なので皆さんが払う必要性があります。

日本の税金収のうち消費税は2割ほど占めており、消費税がなくなれば国の死活問題となります。

そのことを考えると、税率の上昇を一概に反対と言い切るのも難しくなります。

 

○消費税は地方にもお金が回る仕組み?

現在の8%の消費税のうち6.3%が国に税金として送られ、残りの1.7%は地方の税金として納められているのを知っているでしょうか?

消費税が地方に落ちていることを理解していない人は多いのではないでしょうか?

 

1.7%は微々たるお金だと思うかもしれませんが、市民全員が落としたものになると相当な税金が地方に落ちることがわかります。

ただし、近年では通販での購入が進み税金を地元ではなく、他の地域に落としてしまう人が増えてきています。

地域の活性化を考えると、通販サイトは使用せずに地元の物を購入した方が、地方でお金は回るので、地域のためにも地元で買い物をすることも大切かもしれませんね。

 

地元で購入することができる物があれば、できる限り地元で購入するようにしましょう。

地元で商品を購入することは住んでいる地域に貢献することに繋がっているのです。

日本の経済を回すために、消費税は必要であることを理解して消費税を払いましょう。

 - 生活向上