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転職したほうが生活が向上する?!勢いで転職をしてはダメ?転職するなら準備が大切?!

      2015/07/21

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昔から、日本では年功序列、石の上にも三年、終身雇用といわれてきた。

そんなことを言われてきた日本だが、もしかしたら変わっていくのかもしれない。

皆さんは転職したことがあるでしょうか?

 

〇転職するのは良い悪い?転石苔むさず

転石苔むさずという言葉を聞いたことがあるだろうか?

転石苔むさずというのは転がる石には苔がつかないといことです。

転石苔むさずは、就職のときにときどき言われる言葉のようです。

なんと 私も高校のときの先生に言われました。

 

就職のとき使われる意味としては、一般にころころと就職先を変えていては、上手くいかずに成功をしないというものです。

苔が生えることが成功ということで、動かずに同じ会社にしっかりと腰を置いておくべきだという言葉として使われます。

日本の国歌の君が代にも、「苔のむす」までという言葉があります。

国歌にも苔が美徳のように思われて入れられているのです。

 

このことわざはイギリスとアメリカで使われているのですが、英語では「a rolling stone gathers no moss」と書きます。

イギリスでは、日本と同じように仕事や考え方などを変える人は信用できないので、コロコロ変わることは良くないという考え方です。

 

しかしアメリカでは、全く逆なとらえ方をされているんです。

アメリカでは苔はよいことという考えはなく、転がる石には苔がつかないので、良いというようなプラスな感じで捉えるんです。

だから 積極的に変化して良いものに変えていくという考え方です。

自分を高めるために転職してもよいというのがアメリカでは一般的になります。

苔が生えないことが良いことなのです。

 

日本では長い間、同じ会社に勤めておくことが美徳とされてきましたが、近年では少しずつ変わり始めていると私は感じています。

苔は経験の象徴的な存在であり、苔がつくぐらいまで辛抱しないさいとう考え方が一般的でしたが、苔はさび、さび付かないようどんどん前に進めというように、いわゆるアメリカ式になってきているのではないでしょうか?

同じ会社にずっと勤めて上を目指すのもいいですが、ほかの会社に転職して、自分実力をあげていくことが大切になるのかもしれません。

あなたは苔を生やしますか?それとも、転がって前にすすみますか?

 

日本は現在グローバール化がすすみ、今までのように終身雇用、年功序列賃金の意識が変わりつつあるような気がします。

賃金は年功序列ではなくどれだけ仕事ができるか、どれだけ会社に賃金を払う力があるかによってかわってきます。

その会社では自分が窮屈になったら、大きな器のある会社に就職して、より高い賃金おもとめ、より自分の力が発揮できるところを探すことが必要にこれからなっていくと思います。

あなたの会社はあなたの実力に見合った報酬をくれているでしょうか?

もし、会社に収まりきらないのなら、飛び立ってみてはどうでしょうか?

自分に転職してもやっていける実力がついているのなら、転職することが成功への道になり、生活向上につながるのではないだろうかと僕は考えています。

 

本当は転職はやめておいたほうがいい?

これまで、転職したほうが生活向上だといってきましたが、転職するタイミングや自分の置かれている状況を考えましょう。

僕が述べているのはあくまでも、自分の能力が上がっていり、この会社ではもう上に行くことがないだろうという場合です。

気分転換に変えるかとか、なんとなく、同じぐらいのところに就職してみるとかではないのです。

転職をするべき時が来たか考えてみましょう。

 

転職をして自分を向上させるために必要なのは学ぶことです。

あなたはどのように仕事をしていますか?

何かを吸収し学ぶ姿勢はありますか?

 

整備士なら、整備の実力をつけて今の会社の設備では自分の力を発揮できない、自分はもっと良い設備で整備をしたいのなら転職をしてもいいですが、あまり早い段階で整備の技術がついていないのにやめたりすると、今より高いところを目指すどころか、現在勤めている会社よりも給料が低く、設備の悪い会社に入社する可能性があります。

次の転職先のために職場で実力をつけるのもいいですし、仕事が終わり家についたら資格取得などの勉強をすることも大切だと考えます。

自分の実力を考えて転職することが大切です。

 

また、転職をあまりしないほうがいい理由の一つに日本の企業の考え方があります。

最近は少しずつ、風潮が変わってきたといいましたがやはり、日本には、終身雇用、年功序列を考えにもっている人は多くいます。

終身雇用などを考えている企業からすると、よく転職する人はあまりほしくない人材と考えられます。

年功序列賃金体制をもっている会社なら、新入社員の賃金は安いものになります。

徐々に上がり前の会社より高い賃金をもらえるならいいですが、企業は大きくても給料が前に追いつくまでに何十年もかかるなら、前の会社にいたほうがよかったなどということも考えられます。

転職することは自分の価値を上げるために良いことと僕は考えていますが、自分の人生ですので、きちんと考えて転職するようにしましょう。

 

転職をうまく活用すれば生活向上につながるはずですが、タイミングスキルがとても重要になるということですね。

転職を失敗すると、転職する前よりも悪い状況に陥ることもありますので、勢いで転職をしてはダメです。

転職して生活向上したいのであれば、きちんと転職するための準備をしてから転職ですよ。

 - 仕事, 生活向上