自分を過大評価していませんか?無知な人ほど自分を過大・過小評価するダニング=クルーガー効果かも?!
誰にとっても自分を正当に評価にするのは難しいもので、過大評価したり、過小評価したりするのが一般的です。
私は、自分の評価は周りの評価と常に違うと思っているので、周りの評価を聞いて参考にしていますが、もしかしたら、それでも評価のずれが起こっているかもしれません。
皆さんは、自分の評価と周りの評価と比べて、過大評価気味か、過小評価気味か考えたことがありますか?
自分のことを過大評価してしまう人は、知識がないために評価を上げすぎているのかもしれませんよ。
○ 自分の評価を間違えるダニング=クルーガー効果
自分の評価を間違うことは誰にもでもあり、自分を過大評価する原因の一つに無知であることが挙げられます。
無知とは知識が無い(少ない)ことをいいますが、無知な人は情報が少ないので少ない情報から自分を評価してしまい、過大評価してしまうことになるのです。
そのため、無知な人は、自分の評価が高く自信満々ですが、周りの評価はあまり高くない現象が起きてしまいます。
逆に周りの評価が高い人は、自己の評価が低くなりがちで、周りの評価は高いものの自信が持てない人もいます。
このように、周りの評価が低い人ほど過大評価し、評価が高い人ほど自分を過小評価することをダニング=クルーガー効果といいます。
○自分を正当に評価したいなら周りの評価知ろう!
自分の評価は、どうしても自分で評価したくなるもので、周りの評価と自分は違うと思ってしまうことは多いものです。
日本には、謙遜というものがあるので「いえいえ、そんなことは」と言っておきながら過大評価している人も多いでしょう。
私も高校生のころは、謙遜な発言をしながらも自分のことを過大に評価していた気がします。
自分に正当な評価を下すことができるのは、自分ではなく他人であり、他人に低く評価された場合は、その程度しかできていないということなのです。
自分を正当に評価するためには、まずは他人の評価を聞くことが重要なのです。
ちなみに、周りが過大評価されていると感じても、それが正当な評価なので自信を持ちましょう。
また、自分はまだまだと思うなら、見合った評価になるように頑張ればいいのです。
過大評価されすぎていると感じて、自信を無くしてしまうことがミスにつながるということもあります。
他人の評価は、良い評価であれ、悪い評価であれ真摯に受け止めることを推奨します。
○恥ずかしい過大評価が成功につながる?!
無知で周りの状況が分からずに、自分を過大評価してしまっている状況というのは、後から振り返ってみても恥ずかしいものがありますが、成功へつながる可能性があるとされています。
知識があってできる人の方が良いのは確かですが、無知の過大評価は自信に満ち溢れているので積極性があり、何もやらない人よりも成功する可能性が高いとされているのです。
知識がある人は、これから先を予想して厳しいとわかると、挑戦する前から諦めてしまうこともありますが、無知はそのまま突っ込んでいくことがあります。
無知のまま突っ込むと、厳しいこともありますが、自信だけで乗り超えて成功する人もいるのですね。
成功者の中には、始める前には簡単だと思っていたけど、始めて苦労はあったけど成功した人も多いのです。
自分を過小評価して、足がすくんで前に進めない人よりも、無知でそのまま突き進んでいける人の方が、成功するのかもしれませんね。
知識をつけて、突き進み成功する人も多くいるので、必ずしも、過大評価している人がいいというわけでありません。
無知でそのまま突っ込んで、玉砕されることも多々ありますから。
最も良いのは、知識があり、自信をもって突っ込んでいくことです。
○知識はつけながら出発するのが良い?!
知識を完璧に身に着けてから始めようとしても、完璧な準備をするには時間がかかりますし、実践には思いもよらないことはあるので、必ず知識が役立つとは限りません。
それよりも実践しつつ、知識を見つけると効率が良いとされています。
また、知識を持っていると思って、始めても不十分なこともあるので、初めてから知識を吸収して頑張るということも大切なのです。
自己評価について、いろいろと考えることが、生活を向上させる可能性があるのではないでしょうか?!