病的ギャンブラーになっていませんか?日本人の成人の約4%がギャンブル依存症?!
日本では、一般的にギャンブルが禁止されているので、ギャンブル人口は少ないように思うかもしれませんが、日本のギャンブル数は世界と比べると多いとされます。
なぜなら一般的にギャンブルが禁止されていますが、競馬・競艇などの公営ギャンブルは行うことができますし、パチンコ・パチスロなどの不思議な仕組みがあるからです。
つまり、私たちの認識とは違い日本はギャンブル大国とされており、一つ一つのギャンブルは小規模でも、まとめるとマカオやラスベガスよりもギャンブルで動くお金は多いとされています。
そのため、日本では、強い依存傾向にある病的ギャンブラーが非常に多くなっているとされているのです。
○日本人の病的ギャンブラーは非常に多い?!
病的ギャンブラーとは、ギャンブル依存症になっている人のことですが、日本には、推定500万人の病的ギャンブラーがいるとされています。
その数は成人人口の約4%がギャンブル依存症になっている計算になりますが、世界的に見ても高い数字となっています。
マカオやラスベガスですら、2%よりも少ないといわれていますので、その人口比率の高さがわかります。
特に男性は多く、約9%の成人男性がギャンブル依存症であり、10人の男性を集めたら、1人がギャンブル依存症だといわれます。
女性は男性よりも低く、2%を下回るといわれますが、世界的に見るとやはり多いでしょう。
自分はギャンブルにはまり過ぎていると思いませんか?
もしかしたら病的ギャンブラーになっているかもしれませんよ。
○日本はパチンコとパチスロが多い!
日本人で、これだけギャンブル依存症の患者がいるのは、街中にパチンコ店が多くオープンしているためと考えられます。
他の国の場合は、ギャンブルができる場所は、一部の特別な場所だけや店舗数が少ないため、大衆にギャンブルが浸透していないようです。
日本のパチンコ店が街中に普通にあるため、ギャンブルに触れる機会が多く、ギャンブル依存症になっている人が多いとされます。
遠くにしかギャンブルする場所がなければ、滅多に行けないので、ギャンブル依存症になる可能性は低いです。
しかし、近くにパチンコ店がある日本では、休みの日に毎日通うことが可能となることも多く、簡単に行ける距離にギャンブルができる場所があるのが、ギャンブル依存症の原因となっています。
○どこからがギャンブル依存症に該当するの?
ギャンブル依存症には診断基準があり、以下10個のうち5個以上が当てはまるとギャンブル依存症となります。
1、 ギャンブルのことを考えて頭から離れないことがある。
2、 ギャンブルに賭けるお金を増やさないと満足できない。
3、 ギャンブルを止めようと思うことがあるが、やめることができない。
4、 ギャンブルをやらないことによって、イライラしたり、機嫌が悪くなったりする。
5、 気分を紛らせるためや逃げとして、ギャンブルをする。
6、 ギャンブルで損をしたら、それ以上にギャンブルで取り返そうとする。
7、 ギャンブルをした時に、ギャンブルをしていないと嘘をつく。
8、 ギャンブルのために、違法行為をしてしまう。
9、 ギャンブルのために、約束を破ることがある。
10、ギャンブルのために、友人にお金を借りたり、借金をしたりする。
もし、5個以上当てはまっているなら、ギャンブル依存症の可能性が高いです。
また、該当数が多くなるほど、危険性が高いと考えられます。
○ギャンブル依存は年を重ねるごとに強くなるばかり?
ギャンブルへの依存は、年を重ねるごとに強くなる傾向があり、徐々にお金がなくって借金するようになります。
借金は、少しずつ膨らんでいきますので、借金をする前の段階で、ギャンブル依存症を阻止しないといけません。
また、ギャンブル依存症が酷くなると、借金におわれて、他の精神病になり、自殺してしまうことも多いようです。
さらに、酷いのはギャンブル依存症により、本人だけでなく、家族に迷惑をかけて家族が精神疾患にかかることがあることです。
どこかで、ギャンブル依存症を断ち切らないといけませんが、早い段階でやめるほど、損害が少なくて良いとされます。
ギャンブル依存症でやめないといけないと思った時が、ギャンブルのやめどきでしょう。
日が経つほど、ギャンブルはやめられないものになるからです。
○病的ギャンブラーの人口自体は減少傾向にある?!
現在、ギャンブル依存症になっている人の人口は、減少傾向にあり、新規でギャンブル依存症になる人は少ないようです。
また、ギャンブル依存症という言葉が知られはじめ、ギャンブルをやめようと思っている人も増えたのかもしれません。
ギャンブルは、タバコなどと同じで、依存してしまうと辞めるのが難しくなります。
辞めようと思っても、やめられない人もいるので、やめられるうちにやめるのが最も良いとされます。
もし、自分ではやめらない状況になった時は、近くの人の相談し、助けてもらい、他の趣味を見つけて、ギャンブルに逃げないようにしていくしかありません。
本当にギャンブルを止めたいという人は、相談して、ギャンブルができない状況を作ってもらいましょう!