2030年頃の日本では半分の職業がロボットに奪われている!?多くの職業はロボットが行うことが可能になる!?
世界のロボット技術は年々進んでおり、いろいろな機能を持ったロボットが開発されています。
近年では、人と会話をすることができるロボットが誕生してきており、人間の言葉を理解してロボットがアドバイスや答えを導きだしてくれるようになってきています。
十年前のロボットと今のロボットを比べてもかなりの差があることに驚かされますが、さらに十数年後になると、どんなすごいロボットができるのか想像がつきません。
○2030年頃には現在の仕事の49%がロボットに奪われるといわれています。
日本には多くの職業がありますが、なんと2030年頃には、49%程度の仕事がロボットによってできるようになっているとされています。
世界のロボット技術と人工知能の技術は向上しており、ロボットは人間に近くなって複雑な作業であってもロボットが行えるようになってきています。
例えば、日本では車の自動運転機能が開発されていますが、これが実現すればタクシー運転手は必要なくなるかもしれません。
このように、技術の進化によって人間しか行うことができなかった労働をロボットが行えるようになってきており、多くの労働がロボットで行うことができるようになるかもしれないのです。
○ロボットに仕事させる方が人間に仕事をさせるよりも安い時代になる?!
工場の流れ作業で誰にでもできる単調な仕事は、すべてロボットが行う時代がやってくるでしょう。
人間は1日に8時間働いて月に10日ほど休むのに対して、ロボットは24時間で一日も休まずに働くがことができます。
同じ作業効率で仕事をしている場合に月にロボットは4.5人の労働を行えることになります。
人間が20万円で労働している場合は、ロボットは90万円分の労働をしていることになります。
さらに、ロボットは、文句は言わない、ミスをしない、効率的な仕事をするなど多くのメリットがあります。
例えばロボット本体価格が900万円しても、10カ月使用すれば人間を雇うよりもお得になります。
人間が働くよりもロボットの方が効率的で、ロボットに任せられるものがある場合はロボットに任せるような時代になります。
ロボットができない作業は、人間がやるしかありませんが、ロボットが出来るような作業は人間がやる必要性が無くなるでしょう。
○肉体労働やサービス業はロボットが担う時代になる?!
人工知能が搭載されたロボットは、人間との会話が可能となってきていますので、人と対面する仕事であっても問題なくこなすことができるようになります。
サービス業の場合は、人と話すのは複雑ですが、作業としては複雑ではないことが多いので、ロボットが人と話せるようになれば、多くの労働力がロボットになることが予想されます。
また、肉体労働などもロボットが行うようになると考えられており、肉体労働は危険性が伴うことも多いので、人間にさせるよりもロボットにさせた方が安全になります。
現在、学生や主婦が行っているバイトは、専門的に知識を必要としない単調な仕事が多いので、ロボットに仕事を取られる可能性が高くなりバイトをしにくくなる可能性があります。
49%なので、正規社員の仕事もロボットに変わる可能性も高く他人事ではありません。
○ロボットにとらない仕事は芸術的か高度の技術が必要!
いろいろな技術開発がされていますが、ロボットは芸術的な知識を身につけるのは難しく、高度な技術が必要な仕事を行うことは難しいと考えられています。
医師や保育士、教師、スタイリスト、美容師など、人との関わりが重要で個々で対応が異なる場合にはロボットが対応するのが難しくなります。
また、作曲家やマンガ家、小説家、画家などの芸術的な分野にロボットが進むのは難しいため、芸術的な分野を目指している人は、ロボットに職業が取られる可能性が低いと考えられています。
さらに、哲学や宗教、歴史などの抽象的な概念に対してロボットは非常に弱いので、これらの分野もロボットが介入してくる可能性は低いでしょう。
このようにロボットの苦手な分野であれば、ロボットに仕事を奪われなくて済むでしょう。
今すぐに考える必要性はないでしょうが、近い将来に起こることなので、頭の片隅には入れておいた方が良いかもしれません。
ロボット技術が進歩すれば、多くの労働者の仕事が奪われることになりますが、また、違った仕事の形態が生まれてくるようになると思います。
ロボットが労働を奪うことでどのような社会になるか予想することは難しいですが、意外に楽しい社会になるかもしれません。