鼻血が出てしまった時はどうやって止めればいいの?鼻血の適切な止め方を知っておくと生活に役立つかも!
普通に日常生活をしていると鼻をぶつけたり、鼻をかんだりした時に鼻血が出てしまうことがあります。
多くの人が経験したことがある鼻血ですが、鼻血の適切な止め方を知らない人は非常に多く、鼻にティッシュを詰めてしまう人が多いようです。
鼻にティッシュを詰めるのは見た目も悪いですし、再度鼻血を発生させる原因にもなりますので、きちんとした鼻血の止め方を知っておきましょう。
○鼻血は問題ないの?
鼻血を滅多に出したことのない人にとって、鼻血が出るということは非常に恐ろしい場合がありますが、鼻血を月に1度程度出す人にとって、鼻血はそれほど珍しいものではなくいつものことだと思ってしまうようです。
これは、鼻の粘膜の強さによって決まっている物であり、鼻血が出しやすい人と出にくい人がいますが、出にくい人であっても乾燥などによって鼻血が出ることはあります。
基本的に1回鼻血を出した程度で病気を気にすることはなく、白血病や何らかの疾患である可能性はほとんどありません。
何らかの疾患である場合は、貧血気味、眩暈、あざが急にできる、体調が悪いなどの他の病状が出てくることが多いので、鼻血がでても気にしすぎない方がよく、気にするとストレスの原因になります。
ただし、一度目の鼻血でも一向に止まらないなど問題がある場合は病院に行きましょう。
また、3日連続で鼻血がでるという人もいますが、これは同じ場所が出血することによって起きているものである可能性が高く、大抵は同じ鼻の穴から出血します。
私も3日連続で鼻血を出したことがありますが、同じ鼻の穴で出血し問題ありませんでした。
もし、日によって鼻血の起こる鼻の穴が違う場合は病院に行った方がよいでしょう。
一応、3日以上連続で続くようであれば病院に行った方がよいでしょうが、体調不良などがなければ重大な病気の可能性は低いでしょう。
○鼻のティッシュに詰めると再び出血する!
鼻の穴で鼻血をよく起こす部位は決まっており、鼻の穴から奥に1cmほどにあるキーゼルバッハ部位が良く鼻血を起こすとことが知られています。
指やティッシュを突っ込むと余裕で届く距離であり、ティッシュを突っ込んだ状態では傷口にティッシュが触れていることが多いのです。
血は外気に触れると凝固して傷口をふさごうとする力があるのですが、その時にティッシュが近くにあるとティッシュも絡めながら凝固して傷口をふさぎます。
一応ティッシュで出血が治まっているのですが、ティシュを抜くと周りの凝固した血を一緒に外に出してしまいます。
運が悪ければ傷口をふさいでいた血の塊を取って外に出るので、再出血を起こしているのにあたかも鼻血が一向に止まっていない状態を作り上げることになります。
しかもティッシュを突っ込むことによって他の場所が傷ついたりして、そこでまた、鼻血を出すことになりますので、ティッシュを突っ込んではいけないのです。
しかも、見た目が悪いので、人前で行うのがおすすめできません。
○鼻血をふさぎたければ鼻をつまんでおく!
鼻血を起こした時に行う適切な止血法は、まず、鼻をつまんで鼻から血が出るのを抑えつつ、下を向いて血が喉に逆流しないようにします。
喉に逆流させると血が喉で固まって窒息する可能性がありますので、上を向かないように注意しましょう。
また、鼻血に気づいてすぐに行うことで、床などに血を落とす量を最小限にすることができますし、非常に簡単なのでは鼻をつまみましょう。
目と目の間の根部つまむ人もいますが、それでは穴がふさがれていないので鼻血が垂れる可能性ありますので普通に小鼻(先部)をつまみましょう。
鼻をつまんで3分程度で止血ができますので、3分程度はその状態で待っておきましょう。
その後、血で手と鼻が汚れていると思いますので、洗面台でキレイにすれば良いです。
鼻を洗う際は触り過ぎて再出血しないようにしましょう。
ティッシュを詰めれば手が空きますが、再出血の可能性や見た目も悪く見えますが、鼻つまみなら再出血の可能性が少なく、周りから見ても鼻をつまんでいるだけなのでそんなに恰好は悪くありません。
「つまんで、下を向いて3分」をしっかり覚えておきましょう。
鼻血の止め方は人生に一度ぐらいは使うと思うので、覚えておくと生活に役立つかもしれません。
間違った鼻血の止め方をしている人がいる場合は、教えてあげても良いかもしれませんね。