子どもの頃から持っている物が手放せないのはブランケット症候群!?ブランケット症候群は治した方がいいの?
子どもが、お気に入りの玩具やぬいぐるみなどを、ずっと捨てられない、手放せないということがありますよね?
私の場合は、マイティ・マウス(スーパー+ミッキーのようなキャラ)と呼ばれるキャラクターが書いてあった赤い布団をよく持ち歩き、小さい私はずっとミッキーマウスだと勝手に思っていました。
関係ない話ですが、ミッキーマウスに似ているマイティ・マウスからイメージして作ったのが、鉄腕アトムだといわれています。
ほとんどの人は、マイティを知らないから、よくわからないと思うが……。
話がそれましたので本題に戻りますが、肌身離さず持っていて手放せない症状を、ブランケット症候群といいます。
子どもであれば、ごく普通に起こりうる症状で、人形を片手に歩く子どもをよく見かけますが、大人になってもブランケット症候群が抜けないという人がいます。
私は、マイティから抜けましたが、どうしても捨てらず、毎日一度は触らないと落ち着かにというものがありますか?
○どんなものでもブランケット症候群は起こる?!
ブラケット症候群の由来は、もちろんブランケット(毛布)を手ばなせない子どもから名前が来ています。
ブラケットを日常的に持ち歩かなくても、赤ちゃんの頃から使用しているブラケットがないと寝られないという人も、ブラケット症候群になります。
ブランケットに限らず、抱き枕、人形、お守りなどが該当し、人によって対象となるものは無数にあります。
ブラケット症候群には別の名前もあり、有名なスヌーピー(漫画ピーナッツ)に出てくるライアンが常に毛布を持っているところから、「ライアンの毛布」といわれることもあります。
あなたにも、これを持っていないと、落ち着かないというものはないのでしょうか?
持っていないと落ち着かないものがある場合は、ブラケット症候群かもしれませんよ。
○ブランケット症候群を恥ずかしいと思う人は多い
マイティの布団でないと寝られないというおじさんがいたら、恥ずかしい人だなと思うことがあるように、ブランケット症候群を恥ずかしいから断ち切ろうと思う人も多いのです。
自宅のみで、布団やお守り、人形を可愛がっていても、他人に見られるわけではないので、そこまで気にする必要性ないのかもしれません。
でも、心のどこがで恥ずかしいという気持ちを持っていませんか?
実際、ブランケット症候群を恥ずかしいから治したいという人も多くおり、本来おかしいことなのかもしれないと、自覚のある人もいます。
ただ、昔から大切している物だから捨てられないという人は、意外と多く、あなたの友人にも数名ですが、ブランケット症候群の人はいるはずです。
ブラケット症候群は恥ずかしいけど、治した方がいいのでしょうか?
○ブランケット症候群は基本的に治す必要性はない?!
ブランケット症候群は、恥ずかしいので、治した方がいいのではないかと思っている人も多いと言いましたが、実際のところブランケット症候群を治す必要性はそこまでありません。
なぜなら、人形や布団などを可愛がって愛着があるだけで、恥ずかしさはありますが、基本的に他人に迷惑はかけておらず、社会的な問題ともなっていないためです。
これが、熊のぬいぐるみが好きすぎて、生活に悪影響がでているのなら、治す必要がありますが、自分の家で楽しむなら問題ありません。
恥ずかしくて治したいという場合は、少しずつ距離を置いて、大切な物がなくても問題なく生活ができるようにすれば良いでしょう。
ただ、人に見せるものではないと思うので、無理に矯正する必要性はありません。
逆に、ブランケット症候群を起こしている人は、物による安らぎを得られることができるので、玩具や人形が精神安定をはかる道具になることもあります。
有効に活用できるのなら、そのままの方が精神的に良く、治療のためだと思って捨てたりすると、逆に精神を落ち着かせるものがなくなって、悪影響になることがあります。
ブランケット症候群が気になっている人がいると思いますが、好きなら気にせずに接して、ストレスを解消するために使用しましょう。
周りの評価を気にする必要性は全くありません、もし親に何か言われたら「精神を安定させる効果がある」といいましょう。
ブランケット症候群になっている人の方が、私たちよりもよっぽど精神的に安定して楽しい生活を送れているのかもしれませんね。