地震の被害を減らすためには地震が起きる前に準備をしておくことが大切!地震が起きる前に準備しておこう!
日本は地震が多い国で、マグニチュード3.0以上の地震は毎日起きるといわれているぐらい、頻繁に地震が発生しています。
だから日本に住んでいれば、一生のうちに大地震に遭遇する可能性が高いので、地震が起きる前に準備しておいた方が良いことを覚えておくと良いでしょう。
地震に対しての備えがあれば、地震が起きた時の被害を軽減させることが可能です。
○地震が起きた時に用意しておきたい物
地震は、いつ起きるかわからないので、地震が起きた時にすぐに避難所に逃げられるように、準備をしておくことが大切になります。
総務省消防庁が発表している地震が起きた時に必要な物は、食料(インスタントラーメン、缶詰など)、水、ラジオ、ヘルメット、懐中電灯、ライター、缶切り、ロウソク、ナイフ、現金、電池、救急箱、毛布などになります。
場合によっては、哺乳瓶や生理用品なども、準備しておくと良いでしょう。
食糧や水は、最低3日分を用意する良いとされ、震災が起きた際には、自衛隊などが派遣されますが、大きな地震になると派遣が間に合わないこともあるので、食糧や水が3日間は必要であるとされているのです。
ちなみに、一人当たりの水は9Lといわれていますので、少々重くなりますが、袋などに詰めて準備しておきましょう。
○地震が起きた際に身を守るために家具は固定しておこう!
一般的に家具が倒れるほどの大きな地震は、震度6以上といわれ、そんなに多く起こる物ではありませんが、地震の際に家具の下敷きに合って亡くなるケースは多いのです。
また、震度7クラスになると固定していない家具が飛ぶことがあるといわれ、大変危険になりますので、まずは地震に備えて家具を固定しておきましょう。
家具を固定することは、家での地震の被害を減らすことに繋がり、倒れて家具が壊れることも防ぐので、損害の減少にもなります。
だから、特に大きな家具は固定しておきましょう。
また、家具を固定する器具は、壁に金具をつける物と天井に突っ張り棒を立てる物の二つが存在していますが、おすすめは壁に金具を取りつける物になります。
突っ張り棒が悪いというわけではありませんが、地震によって天井が抜けることがあり、壁に金属をつけるよりも耐震性が弱いといわれているからですね。。
壁に取り付ける金具は、天井のようにすっぽ抜けることはありませんが、取り付ける場所によっては、すぐに倒れる危険性もあります。
だから耐震性を高くするためには、壁の中を通る木に向けて金属を取り付ける必要性があります。
音によって判別することもできますが、どこに木があるかわからない場合は調べる道具もあります。
木と金属を取り付ける位置がずれている場合は、補助になる木を壁に張り付け、その木に金属で固定しましょう。
家具を固定する際は、良く説明書を読んで固定するようにしましょう。
固定方法を間違えると、地震が起きた際の効果が薄くなってしまいますよ。
○電気の復旧が地震の後の火災の原因になります
地震が起きた際に火災が起きる原因として、ガス漏れがありますが、意外と怖いのが電気が復旧した際の火災です。
現在、大きな地震が起きた場合には、ガスが自動に止まるようになっているため、火事が起こる可能性は少なくなっており、地震がおさまってから元栓を止めれば火事を起こさずに済みます。
地震が終わる前に、コンロに近づくと火傷をすることもあるので、まずは自分の身を守りましょう。
しかし電気は、ある程度の時間が経つと普及して通電し始めるのですが、大きな地震の際には、電化製品は壊れ、内部の配線などが切れていることあります。
そのまま電気流れると、ショートして発火し家事を起こすことになります。
これを予防するのが、ブレーカーであり、ブレーカーを落とせば、電気が復旧しても急に電気が流れることが無く、ショートする危険性もありません。
自分で、地震後にブレーカーを落とすと良いのですが、パニック状態になることが多く、家にいないこともありますので、地震が起きた際に、自動でブレーカーが落ちる道具を取り付けることをおすすめします。
また、地震が起きた際にどこに逃げればいいのかも、ハザードマップで確認しておきましょう。
地震の被害を最小限にするためには、地震が起きた後にすることよりも、地震が起きる前に準備しておくことが大切になりますよ。