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死ぬこともある急性アルコール中毒の対処方法!搬送される多くの人はお酒を飲み慣れていない20代?!

   

急性アルコール中毒
社会に出ると飲み会に誘われてお酒を飲まないといけない場合もありますが、お酒は飲みすぎるのは、体によくありません。

許容範囲を超える飲酒をすることによって発生する急性アルコール中毒は、最悪の場合は死に至ることもあり大変危険です。

きちんと管理して飲めば、急性アルコール中毒になることはないですが、もし自分や周りの人が急性アルコール中毒になった時に早期に対処できるようにしておくことが大切です。

急性アルコール中毒の対処方法を知っていると助けられる命があるかもしれませんよ。

 

○体質によって急性アルコール中毒になる量は変わります

急性アルコール中毒になるアルコールの量は、体質によって変化しますので、自分がほろ酔い気分の飲酒であっても、同じ量を飲ませると急性アルコール中毒になって倒れてしまう人が中にはいます。

お酒の飲むペースは本人に決めさせ、安全に飲むことが大切なので飲めない人は飲ませないようにしましょう。

体質によっては、一杯飲ませただけで、顔が赤くなって動けなくなり、吐いてしまう人もいるので注意ですよ。

 

また、体調によっても飲める量が異なってくるため、お酒を飲んだことがあまり飲んだことがない人は、自分の量が判断できずに、飲み過ぎて倒れてしまうこともあります。

お酒で搬送される人の半分は、20代といわれ、飲める量を判断できずに倒れてしまうと考えられます。

気を付けているつもりでも倒れることはありますので、急性アルコール中毒になった時の対処法を知っておくことも大切でしょう。

 

○飲んでいて体調が悪くなった人がいたらどうする?

お酒を飲んでいて、気分が悪くなる人もいるでしょうが、気分が悪くなっただけで、救急車を呼ぶのは、さすが早すぎるので、まずは寝かせましょう。

吐いた時に、喉をつまらないように横向きで寝かせることが良いので、仰向けやうつ伏せは適切ではありません。

また、お酒を飲むと体温が低下しやすくなるので、体が寒くならないように何かコートなどをかけるのも良いです。

 

アルコールは飲んでから30分~60分後に最大の濃度になるので、その後10分おきに、体調を確認して、悪化していないか確認する必要性があります。

体調が悪くならず、少しずつ酔いが覚めて回復しているようであれば救急車を呼ぶ必要性はありません。

 

○横になった後に異常がみられたらどうする?

お酒を飲んで気分が悪くなって横になった時は、救急車を呼ぶほどではなかったが、横になってから、アルコールの吸収が進んで体調が悪化する場合があります。

呼吸が早く・浅い、呼吸がゆっくり過ぎているなどの症状があり、呼びかけに反応しない場合は、症状が悪化しています。

人間は痛みに最も反応するので、強くつねっても全く反応しない場合は、意識が喪失していると考えられるので、早急に救急車を呼びましょう。

横にさせた後、症状が悪化している場合には119番にすぐ連絡してください。

 

さらに症状が悪化すれば、心配が停止して亡くなる可能性があります。

心肺停止する前に救急車を呼んでも、救急車が来るまでに時間がありますから、心臓が停止してしまうことがあります。

そういった場合は、すぐに心臓マッサージを開始してください。

場合によっては、AEDが必要となりますのでAEDを準備してください。

 

最近では、心肺蘇生の際に人工呼吸をしないでも良いとされていますので、心臓マッサージだけでもしましょう。

また、お酒を飲んでいる人に人工呼吸するのは躊躇うものですし、吐いていたらもっと躊躇いますよね。

だから人工呼吸をしなくていいので、心肺停止の際は、心臓マッサージを続けてください。

 

○酔った人が吐いている場合はどうする?

お酒に酔ってしまった人が、吐くのは胃にあるお酒を出して吸収しないようにするためなので、良いことですが、あまりにも吐きすぎている場合は、アルコール中毒が進んでいる可能性があります。

激しく嘔吐を続けている場合は、危険なので救急車を呼んだ方が良い場合も多いです。

また、吐血などがある場合は、早急に救急車を呼びましょう。

 

本人の吐き気によって嘔吐するのは仕方がないですが、酔って体調不良の相手に無理やり吐かせると、吐瀉物が気道に詰まって、窒息する危険性があるので、無理に吐かせる必要性はありません。

お酒の酒で、何度もトイレに吐きに行くような場合は、トイレで倒れてしまうこともあるかもしれませんので、気にしておいてあげましょう。

 

急性アルコール中毒になると、横にならせて様子を見るなどの対処しかできませんから、どの程度の症状で救急車を呼ぶべきなのか、判断できるように知っておくことが大切です。

また、急性アルコール中毒にならないように、周りでお酒の飲みすぎが起こらないように注意しておくことも大切ですね。

急性アルコール中毒の危険性を理解して、無理な飲酒は避けて、もし急性アルコール中毒になっている人がいれば、対処できるようにしておきましょう。

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