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男性の20人に1人は色覚異常と言われています。色覚異常は逃げるよりも理解することが大切!!

   

色覚異常
色覚異常という言葉を知っているでしょうか?

色覚異常は、正常範囲内の色覚ではない人のことをいい、通常の人よりも色の判別が難しい人のことをいいます。

逆に部分的に判別する力が強いこともあり、目が悪いのではなく見え方が違うという考えた方がいいでしょう。

色覚異常は男性で20人に1人、女性で500人に1人といわれており特に男性は色覚異常になっていることが多く、珍しいものでは全くありません。

 

それだけ、色覚異常の人がいながら、ほとんどの人は正常色覚と同じように生活できていると考えると個人差はありますが、日常生活にはほとんど支障がない程度の色覚差であるといえるでしょう。

色覚に異常があるといってもさほど問題があるわけではありません。知っておいた方が良いのではという私の意見です。

 

○色覚異常は現在学校では検査されていません

もともと、学校では色覚検査が行われていましたが、現在ではいじめや差別、偏見の原因になるとされており検査を行われることが無くなってきました。

実際、学校生活において色覚異常があるとすごく困るということはあまりなく検査を受けずに色覚異常があることも気づかず卒業する子どもも多くいます。

 

色覚異常がある人をいじめられることや偏見の目で見ることは良くないことであり、いじめや差別をなくすために行動をすることは間違っていません。

しかし、色覚異常のある子どもの約15%が進路や就職などで問題を抱える可能性があるとされておりいじめも問題になりますが、知らないことも問題になるといわれています。

 

色覚に異常があることを周りがとやかくいう必要性はありませんが、本人はトラブル回避の観点も考えて知っておいた方が良く、色覚異常について調べていない人は一度調べておいた方が良いでしょう。

検査で色覚異常が見つかった場合でも良くあることなので、素直に受けとめてそこまで気にする必要性はありません。

 

○就職と色覚異常の問題

色覚異常を知らないことによって起きる問題は就職した時に起きることが多いといわれています。

例えば、美容師を目指しているとなるとカラーを判別できなくなりミスをする可能性があります。そのほかの職業でも色を識別しなくてはいけないと考えると大変な職業が多くあります。

 

色覚異常があることを知っていて就職するのと知らないで就職するのは全く違い、就職してから色覚異常に気付くと深刻なトラブルに発展しやすくなります。

また、前もって知っておくことで職業選択にも考慮することができます。

色覚障害だと教えないことよりも、知らずに一生懸命目指してきた仕事が就職してすぐにトラブルになる方が辛いのではないでしょうか?

 

絶対に検査しないといけないというわけではありませんが、後から知ってトラブルになる方が辛いと思いますので、小学生の間に一度検査を受けておくことをおすすめします。

逃げるよりも理解することの方が大切なのではと私は考えています。

 

○車の運転もできますし、基本的にどんな職業でもつくことができる

色覚異常の人は、色の判別は難しくなるものの、全く判別できないというわけではなく日常生活では問題ない場合が多いです。

そのため、運転で信号を判別できないというのは間違いであり色覚異常がある人でもほとんどの人は車を運転することが可能です。

 

また、就職では一部の色を判別しないといけない職業を除いて色覚異常を検査するところはなく、基本的にどんな職業であっても就職できると考えられています。

また、色覚異常があってもグラデーションがわかる軽度なものであれば就職できる場合もあり、ほとんどのことはこなせると考えて良いでしょう。

 

色覚異常なら資格などが取れないと考えてしまう人もいますが、現在は資格に必要な程度の色の判別ができれば合格して資格を取得することができます。

色覚異常の知識が足りていない人が多いですが、正しく理解から対処することが大切です。

気になる人は、まずは色覚異常がないか検査してみましょう。

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