タブレット学習はしないほうがいい?!タブレット学習をすると学力が低下するかも?!
2016/10/11
最近では、いろいろなものが進化しており子どもたちの学習の仕方にも変化が表れてきました。
ちょっと前までは、紙で勉強するのが当たり前でしたが、最近ではゲーム機を使って勉強する人やタブレット端末を使って勉強をする人もでてきました。
このように技術の進化とともに、子どもたちの教育の仕方にも変化がでてくるようになったが、教育技術の進化と言えば聞こえはいいですが、進化して果たしてメリットがあったのか気になるところです。
☆タブレット学習とは
タブレット学習は、タブレット端末を使って学習することを言います。
タブレット学習といっても、タブレットの動画をみながら、算数の問題を国語の問題をしたりする場合や学校などに行って先生が黒板に文字を書かずに、タブレットを見ながら、授業を行う場合などがあります。
タブレット学習を行う理由は、タブレットで学習することによって、ノートを取り忘れたりすることがなく、何度でも復習することができて教科書がいらなくなります。
また、ノートをとらなくなることで先生の授業を集中して受けることができるようになり、授業の効率が上がるというものです。
一見すると、授業の内容の理解率とスピードが向上して、メリットしか無いように感じるかもしれませんが、かなりのデメリットが裏に隠されていることを知らなくてはいけません。
☆タブレット学習のデメリット
○学習の仕方が確立されていない
タブレット学習が行わるようになってから、まだ日が浅いことを多くの人は理解しているとおもいますが、それによってタブレット学習の方法が確立されておらず、現在は手探り状態であることを理解している人は少ないと思います。
タブレットで授業を行っていない学校は多くあります。
そんな中、タブレットを使いながら授業を行っている学校は最先端を言っているように見えますが、子どもたちを使って、タブレット学習ではどのような効果があるか実験を行っているともいえます。
私なら子供に、そのような実験的な環境で勉強をさせたくはありません。
タブレット学習に対して、絶対に反対というわけではありませんが、あと数年はタブレット学習を控えさせたほうが良いではないでしょうか?
今の段階では、紙の授業のほうが効率の良い勉強ができると考えています。
○学習時間の低下
タブレット学習の問題点の一つに学習時間の低下があげられます。
通常の勉強であれば、紙に書きながらの勉強になるため、ある程度の勉強時間は必要になってきますが、タブレット学習になると紙に問題を書く必要もなくスラスラ行うことができます。
結果、同じ問題であってもタブレットの方が早く行うことができますが、逆に考えると学習時間が少ないとも言えます。
余った学習時間も勉強に使うという考え方はしないと思うので、普通の子どもより学習時間が少なくなります。
でも、同じだけ勉強しているじゃないかと思うかもしれませんがタブレット端末の学習は紙に書く学習よりも集中してやる必要性がないため、記憶できていないことも多いのです。
タブレット端末は同じ時間やれば、勉強量が増えて、頭がよくなりますが、
同じ量やるなら、紙の方が頭が良くなります。
タブレット端末で勉強さえる場合は普通の人よりも量を多く勉強させるようにしましょう。
○デジタル認知症の原因
タブレット学習はデジタル認知症の原因になります。
問題を間違ったら、普通は教科書などをみて一生懸命勉強しますが、タブレット端末ならすぐに詳しい解説がでてくるのではないでしょうか?
すぐに答えがわかり良いように感じるかもしれませんが、これでは覚えなくても答えが出ると頭が思ってしまいます。
そのため、脳は勉強を記憶するのをあきらめて、覚えようとしません。
いつの間にか、記憶力が低下して、物忘れが多くなっているかもしれませんので、タブレット端末の勉強は、確立するまでは控えたほうがいいかもしれません。
タブレット学習には、デメリットもありますので、よく検討してから始めましょう。