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死んだ後に冷凍保存すれば未来で復活することができる?!クライオニクスって知っていますか?

   

クライオニクス

これだけ医療が発達した現在であっても、不治の病、治せない怪我、老化、に打ち勝つことはできません。

未来なら治療法が確立されている可能性もありますが、病気になってからでは治療法が確立するまで待つことはできません。

そこで、死んでしまったら冷凍して、医療技術が発達した未来で蘇生する「クライオニクス」を紹介します。

未来なら、死んでしまった後でも蘇生して、病気を治すことができるかもしれません。

 

〇クライオニクスとはなんなの?

クライオニクスは、死んでしまった人の体を冷凍保存し、未来で治療法が確立されてから蘇生させる技術になります。

死んだ直後に冷凍されることによって、細胞の腐敗を防ぎ、死んだ直後の状態を維持することになります。

また、クライオニクスを行っている人は存在し、液体窒素の中で冷凍保存されている人がいます。

私たちも人体を冷凍保存して、おくことで未来の人類が蘇らせてくるかもしれません。

 

よく似た技術にコールドスリープが存在しますが、コールドスリープとクライオニクスは少し違うものになります。

コールドスリープは、生きている人を低温状態に保ちって老化を遅らせる技術ですが、クライオニクスの場合は亡くなった人を保存し蘇生させます。

生きている人を、コールドスリープが起こすよりも、冷凍保存されている人を蘇らせる方が難しいと言われることもあります。

 

〇ナノテクロジーによって人体を蘇生させる

現在の技術力では、クライオニクスを行った人を蘇生する技術は完成されておらず、蘇生にはいろいろな問題があります。

まず、水は凍ると膨張するので、冷凍保存することで細胞膜を破壊され多くの細胞が死滅してしまう可能性があります。

そのため、細胞を修復しながら解凍する技術がないと体の多くの細胞が死滅し、蘇生することができません。

 

また、人体は大きいので一気に解凍するのが難しいのですが、部分的に解凍すると栄養が送られないので解凍した細胞から死滅していくことが予想されます。

そこで、非常に小さなロボット(ナノテクロジー)を使用し、ロボットで細胞を治療しながら解凍していく必要性があると考えられています。

ナノテクロジーを使用すれば、冷凍時に死滅した細胞を修復しながら、解凍できるので蘇生できると考えられています。

そのため、細菌サイズの非常に小さな、ロボットの作成が必要になります。

なみに、細菌サイズの医療用ロボットが開発されれば、血液にロボットを注射するだけで、末期ガンでも死滅させることが可能になります。

クライオニクスで蘇った未来は、かなりすすんでいる未来であることが予想されます、もしかすると車が空を飛んでいるかもしれません。

 

〇蘇生できるかわからない……

クライオニクスは、コールドスリープとは違い亡くなった人を保存することになります。

ナノテクロジーを使用し、細胞を修復ながら蘇生することになりますが、一度亡くなってしまった人を蘇らせるのは難しいという意見もあります。

また、蘇ったとしても脳細胞が損傷していた場合には、記憶を戻すことはできませんから、記憶喪失で蘇る可能性もあります。

さらに、未来の世界がどのようになっているか予想するのは難しく、人を蘇生させるのは禁止されているかもしれません。

もしくは、蘇生技術が完成する前に、人類が滅んでしまっている可能性も0ではありません、

そして、数十年、数百年後に蘇った私たちは、未来の発展した生活についていけるのでしょうか?

 

私たちにできることは、冷凍保存された後に蘇生できることを願うだけです。

もちろん、蘇生する可能性もありますので、長生きしたいと考えている人は、クライオニクスをやってみる価値はあると思います。

ただし、冷凍保存は長期になりますので、それなりのお金がかかります。

保存する会社や、全身保存、頭部保存などによって値段が変わります。

 

クライオニクスをやってみたいと思いましたか?

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